リレーコラムについて

50歳まで続けたい。

渡辺潤平

渡辺潤平社には、バスケットボール部があります。
部員は30名ほど。
月に2〜3回、恵比寿や目黒で練習を行っています。
夏には練習合宿があり、冬には登山とスキーの合宿もあります。

僕は決して、バスケが上手い訳ではありません。
試合に出ても、チームメイトの足を引っ張ることの方が多い。
ですが、月に数回のバスケの練習が、自分にとってすごく大切な時間です。

今月、39歳になりました。
スポーツ選手なら、とうに引退する年齢です。
事実、練習のあとは本当にダメージが残るし、
(昨日も練習だったので、今日はMacのキーボードを叩くのもしんどいです)
入念に準備運動をしないと、身体が言うことを聞きません。
怪我も年々、治りが悪くなっていきます。
昨年、バッシュを買い換えた時には、ああ、これが最後の
バッシュかなぁなんて不吉なことが、一瞬頭をよぎりました。

でも、不思議なことにこの歳でもまだ上手くなりたいんですよね。
全然うまくプレーできなかった日はベッドに入っても悔しくてモヤモヤするし、
会心のプレーができた日は、練習のあとのビールが最高にうまい。
この浮き沈みは、中毒性があるんですよね。
だから、まだまだやめられない。

やめられない理由がもうひとつ。
うちのバスケ部は、メンバーが本当に最高なんです。
最初は、博報堂時代の友人に声をかけて、その友人がまた別の友人を
連れてきて…という感じで、芋づる式に人が増えていって。
いま来ているメンバーは、年齢も仕事も住んでる場所も全然バラバラ。
バスケをしていなかったら絶対に出会っていなかったであろう面々と、
汗びっしょりになって走り回ったり、ビールを飲みながら反省会をする。
そんな時間が、自分の毎日に膨大なエネルギーを供給してくれています。

目標は、50歳まで続けること。
もうほとんどプレーはできないかもしれませんが、
なかば意地でもやり通したいと考えています。

ちなみに…
渡辺潤平社バスケ部は、新入部員を募集中です。
経験・性別・一切不問です。
登山だけに来るメンバーや、スノボのときだけ参加するメンバーもいます。
ご興味がある方は、渡辺潤平社ホームページ(www.watanabejunpei.jp)
のトップページにあるバスケットボールのアイコンをクリックしてください。

次週のコラム執筆者は、
ヤフー株式会社 ブランドマネジメント室室長の
内田伸哉さんです。

元々は電通でコピーライターとして活躍されていた内田さん。
僕は、コピーライターとクライアントの関係として彼に出会いました。
広告制作への愛と敬意をもって、ズバリと本質をついてくる、
非常に手強い相手です(もちろん、いい意味で)。
コピーライターとクライアント、両方の側面を熟知している内田さんなら、
これまでにない視点で、コラムを書いてくれるはず。

内田さん、思いっきり行っちゃってくださいね。

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