リレーコラムについて

「スキーの話」

速水一浩

こんにちは、はやみです。

先週、スキーの展示会にいってきました。
ずらりと並ぶスキーを見るだけで、テンションは上がります。

スキーは中2ではじめて板を履いて以来、ずっと滑り続けてまして。
今年の春にはニセコのバックカントリーに入りました。
もちろんガイドさんに付いてもらって。

バックカントリーはいわゆるパウダー、新雪を滑るのが目的なので
太い板がいいんです。最近は左右あわせると、スノーボードと
同じぐらいのモノもあります。

その太い板がいろんなメーカーから、それこそやや太、太め、かなり太め、
極太と出てまして、、、
達人は板のフォルムを見ただけで、どういうところを狙っているか
分かるそうなんですが、ぼくは見てもカッコいいかどうかしか分からない。
えいや!で買うには高い買い物なので、悩みます。。。

ところで、スキーをしたことがある方なら一度は言われたことがあるのが
「膝を曲げて」ってアドバイスだと思います。

でもこれ、間違いじゃないけど、違うと思うんです。

だって、膝だけ曲げると、“椅子に座ってるような姿勢”になりますよね?
その姿勢を横から見たら、すごい“後傾“ですよ。
ちなみに「膝を曲げて」の次に言われるのが大体「後傾してる」です。

そりゃそうですよね。「膝を曲げて」を忠実にやるとそうなるんですから。
じゃ、どうするか?

答えは「足首を曲げる」です。

これで全部直ります。

足首を曲げようとすると、自然と膝も曲がります。
(膝曲げないで、足首だけ曲げられるのはマイケルジャクソンぐらい?)

試しに、さっきの“椅子に座ってる姿勢“から
おしりを椅子から離して、
足首をぎゅーっと曲げてみてください。ほら、後傾してないはずです。

当たり前が、違ってることもある。

ぼくらの仕事にも通じることなので
マニアックな話ですが、あえて書いてみました。

もしも、滑ったことがない方や、昔やったけど上手くいかなかった方が
いらっしゃれば、是非いちど雪の上で試してみてください。

雪がふるこの日本の冬を、もっと楽しんでもらえるきっかけになれば、
うれしいです。

では、また明日。

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