なんで、わたしがコピーライターに!?
最終日となりました。
このページは広告に興味のある人が多く閲覧するとのことなので、
最後はコピーライターとして就職するために
自分的にやっててよかったこととかを書いていきます。
参考になるか分かりませんが、参考になると嬉しいです。
【そもそもの経緯】
僕がコピーライターを意識したのは、大学2年生くらいのことです。
公務員とか、税理士とか、会計士とか。
いわゆるダブルスクールをしようとコピーライター養成講座に通うようになりました。
1日目のコラムに書いた原田宗典さんのエッセイに宣伝会議のコピーライター養成講座が登場していていて、
なんだかおもしろそうだぞと思ったからです。
あと、講座に通えば、資格がもらえると思ったからです。
でも、資格はもらえませんでした。(修了証はいただきました。)
「あれ、全然思てたんとちがうな~」と思いながら通っているうちに、
ちょっとだけ課題で誉めてもらえるようになって、
どんどんコピーや広告が好きになっていって、
幸運にも大阪の広告会社で新卒コピーライターとして採用してもらえました。
そしてなんやかんやで、てんやわんやしながら、
電通西日本神戸支社に所属は変わり、
今日もなんやかんやで、てんやわんやしています。
コピーライターとして採用してもらうために
結果的によかったなと思ったことは・・
●模試的に宣伝会議賞にたくさん出す●
宣伝会議賞は、実績のあるCDにコピーを見てもらえる最高のチャンスだと思い、
コピーの全国模試みたいな認識で受けていました。
全課題に応募というよりは10個くらいを深堀りする感じです。
そのおかげもあって、たくさん切り口を考える癖ができたように思います。
「あんなに自信があったのに、一次通過してない」
「自信がなかったけど、二次審査通過している」
「書いた記憶がないのに、最終ノミネートに残った」ということが多く、
「ほんまに見える目ないな・・」と本気で悩みました。
●気持ちが見えるポートフォリオをつくる●
新卒で面接を受ける際には
いつもポートフォリオを持ち歩いていたのですが、
ポートフォリオには講座で褒められたコピー以外に
ボツ案(1課題・300案くらい)のコピーも羅列していました。
面接官は当然プロなので、
講座で作ったコピーだけを見せて逆に素人の粗が立つよりは
過程を見せることで気持ちが伝わるのではないかと思ったからです。
「こいつ、コピーはめちゃくちゃやけど、やる気はなんかありそうだぞ」と
思ってもらって、採用してもらえた気が・・したような、
しなかったような、そんな気がしないでもないです。
えらそうに述べてしまって、すみません。
ぜんぶ結果論で、いまはコピーのあり方も多様化しているので
自分の十数年前の話が参考になるかは分かりません。
でもそんなことを注意していたように思います。
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一週間、しょうもないコラムにお付き合いいただきましてありがとうございました。
来週は日本エージェンシーの大久保浩秀さんです。
(大久保さんが新人賞を受賞されたCMには激しく嫉妬を覚えました!)
きっと金沢の海鮮丼のごとく「味の玉手箱」みたいなコラムを
読ませていただけるのではないでしょうか。
大久保さん、今週でハードルを激下げしておきましたので、
よろしくお願いいたします!
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