リレーコラムについて

好きなモノについて書く、他愛のないコラム④

湯治健富

ジョジョが好きです。

そう、週刊少年ジャンプで連載されていた、あの「ジョジョの奇妙な冒険」ですね。

いまはウルトラジャンプで「ジョジョリオン」という名前で連載されています。

あと、第4部をテレビアニメでもやってますね。

そう言えば、今度、実写化されるとのことで、

ちょくちょく俳優とキャラクタービジュアルが発表されていますが、

それについては何も言いますまい。

いや、言い出したら、何かグツグツトしたものが溢れてきそうなので、

そこはグッと押し留めます、はい。

大人ですから。

で、じゃあ、どんなジョジョ愛を書くのかというと、

いろいろありすぎるんですが、コピーライターらしく

“セリフ”について書いてみようかと思います。

ジョジョのセリフって名言が多くて、

これが広告の仕事の現場でも活かせると思うんですね。

まずは、これから。

DIO「おまえは今まで食ったパンの枚数をおぼえているのか?」

名言ですね。すばらしい。シビれます。憧れます。

このセリフ、すごく簡単に説明すると、DIOという吸血鬼がいるんですが、

そいつに対して投げかける

「きさま いったい何人の生命をその傷を癒すのに吸い取った?」への回答なわけです。

これを、広告業界の仕事で考えてみましょう。

CD「きさま いったい何案のコピーを書いて、その1案を持ってきたんだ?」

湯治「おまえは今までに食ったパンの枚数を覚えているのか?」

シバかれますね。

確実にシバかれて、干されるでしょう。

言ってる内容は、「覚えてないくらい、コピー書きました」なんでしょうけどね。

でも、一度くらいは言ってみたいなぁと思ったりしています。

はい、次に行きます。

ジョセフ「山を登る時、ルートもわからん!頂上がどこにあるかもわからんでは遭難は確実なんじゃ!確実!そうコーラを飲んだらゲップが出るっていうくらい確実じゃッ!」

これもやはりDIOという宿敵と対峙するときのセリフです。

相手の能力が未知数で、どう戦っていいかわからないわけなので、

きっと、こんなシチュエーションです。

営業「いやー、今回はノーオリエンだよ。先方から何も聞きだせなくってさ」

湯治「山を登る時、ルートもわからん!頂上がどこにあるかもわからんでは遭難は確実なんじゃ!確実!そうコーラを飲んだらゲップが出るっていうくらい確実じゃッ!」

これは、けっこうまっとうな返しな気がします。

ちゃんと目的を理解することは、企画やコピーを考えるときには確実に必要ですしね。

そう、コーラを飲んだらゲップが出るくらい・・・次です。

ブチャラティ「『任務は遂行する』『部下も守る』。「両方」やらなくちゃあならないってのが「幹部」のつらいところだな。覚悟はいいか?オレはできてる」

これはブチャラティというギャングのリーダーのセリフですね。

チームが全滅しかねない強敵が現れた時に、言い放ちました。

これは、こうなりますね。

営業「今回の競合はわりとマジメ系だから、抑え案だけでいいんじゃないの?」

湯治「『競合は獲る』『話題もつくる』。「両方」やらなくちゃあならないってのが「CR」のつらいところだな。覚悟はいいか?俺はできてる」

これを言えたら、カッコいいですね。

鼻血が出るくらい、カッコいいでしょうね。

一番の理想じゃないかなと思うんですが、でも、現実はこっちかもしれません。

湯治「『競合は獲る』『利益は出す』。「両方」やらなくちゃあならないってのが「サラリーマン」のつらいところだな。(金額調整をお願いする)覚悟はいいか?俺は…で、できてる…」

そんな覚悟はしたくないです(苦笑)。

正直、一番苦手です。
まぁ、こんな覚悟をしなくていいように、

ちゃんと考えながら企画をすればいいんですけどね。

頑張ります。はい。

ついつい書きすぎてしまいました。

本当は、他にもいろいろと活用できるセリフはありますし、

何かに使おうと、日々、漫画の画像も集めてたりするんですけど、

本当にキリがなくなるので、ここでやめときます。

明日は、最終日です。

どうしようかな・・・。

NO
年月日
名前
5805 2024.11.22 中川英明 エキセントリック師匠
5804 2024.11.21 中川英明 いいんですか、やなせ先生
5803 2024.11.20 中川英明 わたしのオムツを替えないで
5802 2024.11.19 中川英明 ドンセンパンチの破壊力
5801 2024.11.18 中川英明 育児フォリ・ア・ドゥ
  • 年  月から   年  月まで