国会議事堂は、解体。 人間、立派過ぎる仕事場を与えられたら、やはり「自分は偉い!」「この場所は、他人には絶対に
譲りたくないと」といつしか思い込んでしまうもの。相変わらずセンセイづらをしてふんぞり返って
いるだけの議員、あるいは省庁や官僚が大事なあまり、国民には平気でウソをついて知らん
ぷりをしたりする議員、あるいは、とりあえず自分たちが安泰であるためには「昨日の友も、今日は
トカゲのしっぽ」で済まそうとする議員……国民から「国政はふがいなささ過ぎる」とこれだけ
言われながら、こういう国会議員が今後も減りそうは気が一向にしないのは、まさに威容を誇る
建造物の代表、「国会議事堂」という場所が、彼らの人間性に、どこかいびつな作用を及ぼして
いるからではないでしょうか?「中身を変えたいなら、まず、ハコを捨てることである。」そう
考える私たちは、今回、以下のような抜本的かつ歴史的・国会改革案をご提案いたします。
今こそ、広場があればどこでもできる「青空国会」を提案いたします!週刊宝島/宝島社
NO.19181
広告主 | 宝島社 |
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受賞 | TCC賞 |
業種 | マスコミ・出版 |
媒体 | 新聞 |
コピーライター | 前田知巳 |
掲載年度 | 2003年 |
掲載ページ | 29 |