河合塾 企業 武器と鉛筆
ラジオCM 120秒 NA:
少女は7才のときに武器を持たされた。
その銃は少女の身長の3分の1の長さがあり
重さは体重の半分だった。
そうして少女はカンボジア、ポル・ポト派の兵士になった。
14才で地雷を作っていた少年もいた。
その国で、文化人知識人を虐殺した兵士のほとんどは
15才以下だった。
何のために教育が必要か、
その答えのひとつがここにある。
彼らは教科書を一度も開かず
鉛筆を一度も握らないまま武器を手にした。
人を殺すことに疑問もなかった。
そして少年たちが武器を捨てたとき、
図書館に本はなく、学校に机もなく
土木工事の基礎も知らない人間が作った灌漑用水路は
国土の全域に回復不可能なほどのダメージを与えていた。
いま、再開されたカンボジアの学校にトラックが到着する。
トラックの荷台には古い机、英和辞典、
チョークに黒板消し、ノート、鉛筆、ボールペンなどの文房具。
そしてその荷物を運ぶ日本人は河合塾のスタッフ・・・。
二度と戦争を起こさないためにも
子供たちの教育が必要だ。
その声に応えて、河合塾はカンボジアで支援活動を行っています。
ノート、鉛筆、イラスト入りのやさしい英和辞典など使い終わった教材のご協力をお願いいたします。
NO.20027
広告主 | 河合塾 |
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業種 | 金融・保険・公共・教育および学校 |
媒体 | ラジオCM |
コピーライター | 中山佐知子 |
掲載年度 | 2004年 |
掲載ページ | 313 |