アーユーOK？／親子の時計　180秒...

アーユーOK？／親子の時計　180秒 Ｓ：
00:02:09:38
（電話を片手に会議室からでてくる）

俊介：
もしもし、どうした？ちょっと悪い。
俺、いま会議中だからさ。また掛ける。

Ｓ：
00:00:10:43
（エレベーターで電話中に得意先が乗ってくる）

俊介：
来年？まだ分からんて。

得意先：
おー、山ちゃん。

俊介：
そうですね。はい、分かりました。
失礼致します。

得意先：
いま、仕事の電話？

俊介：
ええ、まあ一応。

得意先：
はー、忙しそうだな〜。

俊介：
いや、とんでもないっすよ。

Ｓ：
00:00:25:60
（同僚と居酒屋で飲んでいるところにメールが）

同僚：
そこはやんわり行きましょ。だってさ。
そうじゃないだろー。
なあ、そこは強気で行くべきだと思うんだよ。
なあ？

俊介：
ああ、そうだな。

同僚：
そうだな？なんだよ、もう。

Ｓ：
00:00:34:68
（上京してきた両親と喫茶店で久々に会う）

俊介：
どうしたの急に？

父親：
ちょうど、東京に用があってな。

母親：
これね、うちの畑で採れた野菜さ。食べてみて？

俊介：
え、漬け物？ありがたいけどさ、
これ持っていまから得意先行けねえよ。

母親：
あら、そうだねー。悪かったね。
じゃあ、宅急便で送るから。

父親：
どうなんだ。仕事の方は？

俊介：
悪い、俺時間ないんだ。

母親：
えー、カラダに気をつけなさいよー。
（両親に見送られタクシーに乗り込む）

俊介：
悪いな。

母親：
じゃあね。俊介、次はいつ話せるの？

俊介：
また、いつでも話せるだろ…。

Ｓ：
00:02:09:38

Ｓ：
これは、この親子の3ヶ月の時間。
いまの関係が続くなら、
この先20年で3時間。
（公園でサッカーをする親子を見つめているとボールが）

子供：
僕のです。すみません。

俊介：
どうぞ。

子供の父親：
よし！今日は帰ろうか。

子供：
えー。次、いつ遊ぶの？

子供の父親：
また明日！

子供：
いえーい！

Ｓ：
00:02:11:86（数字がどんどん増えていく）

俊介：
もしもし、おふくろ？
今度さ、そっち行こうかなーと思って。
珍しい？そうかもな。

Ｓ：
親子の時計を動かすもの。
それは、あなたの気持ちしだい。

Ｓ：
親子をつなげる見守りアプリ「アーユーOK？」

ＣＩ：
アクサ生命