砂漠の血管、
命の水道管。 中東・砂漠の街々―発展を続ける中東各国の都市は、
しかし、一歩を踏み出せばそこに広大な砂漠の広がる、
灼熱の街でもある。そこにある共通した問題
―「命を支える水」を安定的に確保すること―は、
発展の表裏として、人々を悩ませ続けてきた問題でもある。
『過酷な中東の環境下、広大な砂漠を越え、遥かな
海から、淡水化した水を、その水質を損なうことなく
安定的に運ぶことは出来ないものなのだろうか』
クボタは、そんな「高い壁」に、真っ向挑戦しています。
アラブ首長国連邦、クウェート、カタール―砂漠に広がる
中東各国の「国家的上水道プロジェクト」の、その水を運
び続けるという、根幹の役割を託されたのは、総延長数百
キロに及ぶクボタのダクタイル鉄管でした。
それは、過酷な砂漠の環境にも耐えうる「卓越した品質性」、
何十年にわたりその地で培った「揺るがぬ信頼性」、長さ
九メートルの鉄管を作りうる「世界唯一の技術性」
―そしてついに、クボタのダクタイル鉄管は、これら途方も
ない国家プロジェクトの一翼を、過酷を極める砂漠の地中で
寡黙に担うこととなったのです。
最高気温五〇度を超える、果てなき灼熱の大地。今日もクボ
タは、その地中深くで、その地に住む人々の「命を支える
水」を運び続けている。物言わず、人目につかない砂漠の
何処かで。
壁がある。だから、行く。
NO.2018553
広告主 | クボタ |
---|---|
受賞 | |
業種 | 精密機器・産業資材・住宅・不動産 |
媒体 | 新聞 |
コピーライター | 西田新吾 |
掲載年度 | 2018年 |
掲載ページ | 404 |