三井のリハウス／おばあちゃんの家篇　67秒...

三井のリハウス／おばあちゃんの家篇　67秒 S：
私は、その家が好きだった。

NA：
おばあちゃんの家を売ることになった。

父親：
うわっ！懐かしい。

母親：
ちょっと〜！

おばあちゃん：
早く片付かないかな〜。

NA：
おばあちゃんは私にだけ見える。

おばあちゃん：
おでこだしなさい。

主人公：
えっ！ちょっと〜！

おばあちゃん：
へへっ。可愛い。
確か、この裏に…。

主人公：
ヘソクリ？！

おばあちゃん：
おこづかい。

主人公：
おばあちゃん。この家、やっぱり…。

おばあちゃん：
家ってね。
人が住まないとだめになっちゃうからね。
いい人が買ってくれるいいわね〜。
ヘソクリここにもあるのよ。

S：
私には、その家がすべてだった。

妻：
もう7年か。

NA：
ひとり残してしまった妻が
娘からいい話をもらった。

娘：
そうよ〜。
ねぇ、うちの近くにリハウスしたら？

妻：
リハウス？

娘：
お母さん近くにいると助かるし！

妻：
でも、お父さん何て言うかな。

夫：
あ、全然OK！！

夫：
って、聞こえないか。ハハッ。

娘：
う〜ん…。

妻：
ラーメンでいい？

夫：
全然OK！

娘（学生）：
あ、カレシ！

夫：
全然OK！

妻：
犬飼っていい？

夫：
全然OK！

娘：
あ！！

妻：
全然OK！

夫：
ピンポーン！

娘：
それよく言ってた！
じゃ、考えておいて。

妻：
うん

夫：
全然OK。

S：
家族は、つづく。

SL：
三井のリハウス