青森県 青天の霹靂
お米を買って帰ろう。「インタビュー〜猪俣ヒロシの場合〜」篇(WebMovie 214秒) インタビュアー:
こんにちは〜

猪俣ヒロシ:
・・・

インタビュアー:
ちょっといいですか?

猪俣ヒロシ:
あっ大丈夫です

インタビュアー:
いまおしゃれな人にインタビューしてて。

猪俣ヒロシ:
・・・おしゃれな人?
ちょっともういっかい最初から、いいですか。


S:
SEITEN NO HEKIREKI
Okome Wo Katte Kaerou.
〜猪俣ヒロシの場合〜


インタビュアー:
すみません〜!とってもおしゃれですね。

猪俣ヒロシ:
ああ、そうですか。でもオシャレしてるってつもりは全然なくて。
ほんとそこらへんにあったもん着て。
結果でもそれでオシャレだって言われることが多いんで、
おしゃれなんでしょうね。はい。

インタビュアー:
いまなにしてるんですか?

猪俣ヒロシ:
あ、公務員してます。

インタビュアー:
いや、今日なにしてるのかなって。

猪俣ヒロシ:
あ、そっちのほうですか、すみません。散歩してます。
朝8時から散歩して今帰りです。

インタビュアー:
8時から?いま12時ですよ。

猪俣ヒロシ:
そうですね、はい。

インタビュアー:
ところで、それは・・・

猪俣ヒロシ:
あ、これ。これは米袋ですね。
青天の霹靂っていう。青森のお米で。
今日のコーディネートが
上も茶色、下も茶色、犬も茶色、ということで。
全部茶色ってことで。
いい感じできまったなーと思ったんですけど 。
さっきお米屋さんのショーウインドウみたら、
あれなんかちょっと違うなーなんか足りないなーと思って。
で、ちょうどそこに青天の霹靂が売ってて、
それ持ってショーウインドウみたら、あ、これだーって。
ピーンときまして。
まあ差し色ってゆうか。差し米っていうか。
レジで、「袋はどうしますか」って言われたんですけど、
「あ、袋はいいです。そのままで!」って言いました。
「袋はいいです。そのままで!」って。
な、言ったよな。

インタビュアー:
たしかに、米袋の青が効いてておしゃれですね。

猪俣ヒロシ:
ありがとうございます。

インタビュアー:
ちなみにいつ買ったんですか?

猪俣ヒロシ:
9時頃です。

インタビュアー:
3時間前?めちゃくちゃ重くないですか?

猪俣ヒロシ:
重くないです。えっあなたの気持ちがってことですか?
重いと思ってないです。もう好きってことですか?

インタビュアー:
いや・・

猪俣ヒロシ:
今彼女はいないです。

インタビュアー:
・・・おしゃれはガマンですね。

猪俣ヒロシ:
おしゃれはガマン?

女子1:
あの〜イノマタさんですか?

女子2:
配信みてます!

猪俣ヒロシ:
あ、ちょっと今・・・

女子1:
写真撮っていいですか?はいチーズ!

女子1&2:
ありがとうございましたー

猪俣ヒロシ:
あ、ありがとう。お米食べてよ。お米食べてる?


インタビュアー:
これからどうするんですか?

猪俣ヒロシ:
あ、公務員のほうちょっとやめようと思ってて。

インタビュアー:
いや、今日の予定を・・・

猪俣ヒロシ:
あ〜そっち!そっちですか。とんちのほうだ。
帰ってお米炊いて食べようかなと思ってて。青天の霹靂。

インタビュアー:
青天の霹靂?

猪俣ヒロシ:
食べたことありますか?

インタビュアー:
ないです。

猪俣ヒロシ:
ないですか!あ、じゃあ食べてくださいよかったら。
みなさんもないですか?
じゃあ食べてくださいみなさんで。

インタビュアー:
いいんですか?

猪俣ヒロシ:
はい!これもきっと何かの縁だと思うんで。
婚約お米。・・・・すいませんちょっと重いですよね。
よかったら受け取ってください。

インタビュアー:
いいんですか?ありがとうございます。

猪俣ヒロシ:
もういっこ買って帰るんで。何個でも。何個でも。何度でも。
青天の霹靂!!


S&NA(猪俣) :
お米を買って帰ろう。
青森お米 青天の霹靂
あ、袋はいいです。そのままで

NO.2023137

広告主 青森県
受賞 最高新人賞
業種 食品・飲料
媒体 WEB
コピーライター 波間知良子
掲載年度 2023年
掲載ページ 250