地中海の島のハーブに
51号線の森で出会った。 カモミール
学生の頃:メノルカ島に着いた。イビサ、マジョルカを経て、
地中海3つめの島だ。
宿の女性が迎えに来ていた。初老の銀髪の人だった。
荒地に、一面に白い花が咲いていた。
宿に着くとティーカップにその花が浮いていた。
会社員の夏:食品メーカーに就職した。長野県を担当して
2度目の夏だった。
松本から安曇野の方面へ車を走らせ、森へ入った。
森を抜けると静寂の中にカモミールが咲いていた。
車を止め、たたずんだ。不意に遠い夏の光と風を思った。
CHAMOMILE
ハーブ そして、サラダは旅に出る。
NO.2023181
広告主 | キユーピー |
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受賞 | |
業種 | 食品・飲料 |
媒体 | 雑誌 |
コピーライター | 秋山晶 |
掲載年度 | 2023年 |
掲載ページ | 311 |