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「ユズの場合」篇 (TVCM 120秒) NA(ユズ):
地方都市で生まれた。
じぶんにとっては真ん中だった街。
地方と意識したのはいくつのときからだったのか。
S:
ユズの場合
先輩:
まだ走ってんの?
ユズ:
いえ、さすがに就活で。先輩は?
先輩:
いや、東京きてからそんな時間ないよ、
おかげでこの腹。
ユズ:
そんなですか。
先輩:
で、こっちで働くって何がしたいの?
ユズ:
なんか人の喜ぶ顔が見たいなって。
それができて初めて…
先輩:
あのさ、ユズ。その喜んでる人って誰なんだよ。
NA(ユズ):
世界の果てしなさを知ったとき?
じぶんの物語をつまらなく感じたとき?
ああ、そんなことは誰にもあるよと、人は言う。
先輩:
こっちの人はさあ、世の中が喜んでいるってよくいうけど、
俺にはちょっとわかんねえよ。
だって「世の中」なんていう「人」はいないんだよ。
全部誰か一人だろ。
NA(ユズ):
いま、地方と世界は近くなった。
ユズ:
東京から?すみません、うちのじいちゃんち
ボロ家で。
イノリ いえいえ、そんなこと。
ユズ:
あの、入ってください。
イノリ:
あ、おじゃまします。
NA(ユズ):
きもちの問題ではなくて、
望めば動けばそうなる可能性。
望んで動くことがリアルに大事になってきた。
先輩:
まずは、その誰かを見つけてみたら。
NA(ユズ):
地方都市という言葉の響きさえも、新たな響きへ。
S+NA(ユズ):
さぁ、どう生きる。
この世界で。
この街で。
このじぶん。
YMfg