サントリー　ウィスキー飲もう気分 大きな背中の男　60 SE:(バーノイズ暗めの音楽) NA:その男...

サントリー　ウィスキー飲もう気分
大きな背中の男　60
SE:(バーノイズ暗めの音楽)
NA:その男は
バーのカウンターに腰掛けて
ウイスキーを飲んでいた
SE:(氷の音)
トクトクトクトク
NA:琥珀色の液体から
醸しだされる芳醇な香りは
彼に日本へ来てからの16年の
歳月を思い起こさせていた
ポットスチルから溢れだす
荒々しい原酒が
樽の中で熟成されて
まろやかな味わいに
なっていくように。
彼自身も長い時間を経て
徐々に変化していったのだ。
彼はその大きな背中で
人生を語り始めた。
その男の名は…
KONISHIKI:KONISHIKIデス。
そんなメンドクサイ話やめて。
もっと陽気に飲もう
SE:(屋内からアウトドアへ出た
イメージの音)
KONISHIKI:♪アイスキー　ユースキー～
KONISHIKI:(ゴクゴク飲んで)
ふぅ～うまい
NA:いま
ウイスキー飲もう気分が
徐々に拡がっているような
気分です。
KONISHIKI:ウイスキー。サントリー