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遅読 60 SE:(教養番組風音楽)
女:わたしのこだわり読書法。
本日は東京都にお住まいの山本さんです。
山本:私が最近はまっている読書法は「遅読」。
「速読」の逆ですね。
遅く読むと書いて、「遅読」。
あ、これ、単純に読むスピードを遅くするって話じゃありません。
必要な情報だけを読みこむ「速読」に対して、
「遅読」は必要以上の情報を読みこむんです。
たとえばこの「第一章」とだけ書かれたページ。
まー、このページだけで、ボクくらいになると
数時間かけますよねー。まず第一章ということは
必ず第二章もあるんだなと読み込むわけです。
で、いやまてよと。
こいつはさては第三章もあるなと。
二章で終わってたら、前編、後編としたんじゃないかと。
で、さらにはははーん作者め、
第四章さえも用意してるんじゃないのと
疑うボクがいますよね。
だって三章どまりなら…
NA:本を愛するあなたに。
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