氷点下10度、午前4時。
酪農家の朝は、
いつもと変わらずにはじまる。 見渡す限り真っ白な、北の大地。夜明け前。
吐く息も白い寒さの中、酪農家の1日、
すでに、はじまっていた。
毎朝、3時半には起床、牛舎の掃除をする。
続いて、エサやり。そして、朝の搾乳となる。
搾りたての品質を、その日いちばんに乳業工場へ。
そうすることで、より新鮮な一杯が家庭に届く。
だから、酪農家は、早朝からの作業も厭わないのだ。
「牛にエサやるまでは、オレは朝飯食わねえ」
酪農家は、笑顔で語ってくれた。
365日、牛と向きあい、ともに生きる。
かけた愛情は、そのまま、
一杯のおいしさにつながっていくから。
酪農家は、今日、早朝から牛舎に立つ。
すべては、いつものおいしい一杯を。
食卓で心待ちにしている人々へ届けるため。
毎日、牧場から届く。
あの変わらないおいしさは、こうした
変わらない朝から生まれていること。
あなたにも知ってもらえたら、うれしい。
NO.32516
広告主 | 全農 |
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業種 | 食品・飲料 |
媒体 | 新聞 |
コピーライター | 中澤岳央 |
掲載年度 | 2011年 |
掲載ページ | 138 |