松下電器産業 パナソニック高性能小型電池
夢にエールを送る電池 120 N:1983年12月。
松下電器。
音楽を奏でるサッカーボールの開発を始める。
ねらいは、家族でボール遊びを楽しんでもらうこと。
1985年1月。
およそ1年の歳月をかけ、
小型電池内臓のメロディモジュール、完成。
強度や安全性を考え、高性能小型電池を採用。
SE:ボン~♪(「禁じられた遊び」)~
N:4月。
蹴るたびに20秒間、音を出すサッカーボールを発売。
…しかし、ボールは売れず、まもなく生産中止。
誰もが、ボールの存在を忘れようとしていた。
1993年9月。
8年ぶりにボールの生産再開。
きっかけは盲学校に通う生徒たちからの手紙。
♪:(電子音の「禁じられた遊び」)~
N:音の出るボールを使うことで、
目の不自由な子供達だけのサッカーチームが
初めて実現していたのだ。
少年:僕はサッカーでゴールキーパーです。
僕はボールの音をよく聞いて、
思いきりボールをかち上げたいです。
♪:(オーケストラの「禁じられた遊び」)~
N:目の見える子供との初めての交流試合、24対0。
試合にはいまだに勝てないけど、
私たちの仕事が子供たちの夢を叶えることができた。
少年:目が見えなくても、、うまくなれますか?
N:サッカーは、もう「禁じられた遊び〉ではない。
パナソニック高性能小型電池。
SL:Panasonic
NO.4922
広告主 | 松下電器産業 |
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業種 | 家庭電器・AV機器・コンピュータ・OA機器・通信機器・ビジネス用品・電信電話サービス |
媒体 | ラジオCM |
コピーライター | 糴川航嗣 山下恵介 |
掲載年度 | 1995年 |
掲載ページ | 183 |