ドラえもんからの手紙 ぼくは、知っている。
人間たちが、いくつもの問題を乗り越えながら、
これからも生きてゆくことを。
20世紀、石油や電気のエネルギーをつかって、
人間の暮らしは、おおきく進歩した。
けれど、それは、たくさんのエネルギーを
つかいつづける「進歩」だった。
でも、それでいいんだろうか?
たとえば、いままでのクルマは、エネルギーを
つかいきらずに「捨てて」しまっていたこと。
みんなに気づかせたのは、プリウスという
ハイブリッド・カーの誕生(1997年)だった。
地球が2億年もかけて蓄えた「石油」という
貴重なエネルギーを、もうひとつの「電気」という
便利なエネルギーと「組み合わせ(hybrid)」れば、
もっともっと、ムダなくつかえるんだ。
22世紀生まれの、このぼくには、
「あ、クルマが考えはじめた」って、わかったよ。
エネルギーの、上手なつかいかたも。
人間たちを、もっともっと、お手伝いすることも。
プリウスは「考えるハイブリッド」の、第1号だ。
「あんなことも、こんなことも」
どんどん考えて、走りつづけてほしい。
走れ、ハイブリッド。
考えながら、未来へ、走れ。
それは、考えるハイブリッド。
TOYOTA HYBRID 15TH.
NO.86214
広告主 | トヨタ自動車 |
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業種 | 自動車・バイク・自転車・モーターボート・タイヤ・ガソリンなど交通関連機材とサービス |
媒体 | 新聞 |
コピーライター | 一倉宏 |
掲載年度 | 2013年 |
掲載ページ | 200 |
一倉宏いちくら ひろし
1982年入会