TOYOTOWN/妻の仕事篇 60秒 満島:
ねえ、いいでしょう? 私だって人の役に立ちたいし。
堺:
構わないよ。
NA(樹木):
彼女は最近、ボランティアをはじめた。
満島:
あの、身の回りのお世話に…。
樹木:
私、口うるさいから覚悟してね 。
この隅っこのところ、こう、綿棒かなんかでね。
これ、窓拭き直し。手休めないで。
満島:
はい。
樹木:
料理は得意なのね。
満島:
あ、あの方は?
樹木:
姉です。
16年前、突然姿消しちゃって。今頃どこでどうしてんのかしら。
NA(樹木):
私はここにいる。
樹木:
このプリウスが生まれたのも、ちょうど16年前だったわねえ。
あの頃、ハイブリッドなんて流行らないと思って、わざと買ったんだけど。
満島:
プリウスから広がったんですもんね、ハイブリッドカーって。
満島:
わっ!あっ、あなたなんでここに?
堺:
そんなことより、なぜ彼女と一緒に?
満島:
なぜって.…。
堺:
偶然なのか? それとも... 。
NA(樹木):
私の妹の狙いは何なのか。その日はいつもより強い風が吹いていた。
S:
ハイブリッドしなければ、 こういうことにはならなかった。
HYBRID ReBORN TOYOTA
NA:
ハイブリッドリボーン。トヨタです。