BOSS/宮大工篇 60秒 ジョーンズ:
私は宇宙人ジョーンズ、
宮大工の見習いをしながら
この惑星を調査している。
SE:
(トンカチの音)
棟梁:
よしと!
ジョーンズ:
驚くことに宮大工という人たちは
釘を使わず、木を組んで
何百年と持つ建物を作ってしまう。
棟梁:
木にも個性があってね、
それに合った組み方をしていくんだ
ジョーンズ:
はあ…
棟梁:
しかも、こういうところに使う木は
何年も乾燥させてから
じゃないと使えない
ジョーンズ:
随分、気長な仕事だ
棟梁、いったこの本堂
いつ完成するんですか?
棟梁:
3年後かな、でも、
オレたちの仕事の出来不出来は
300年後にならないとわからない
ジョーンズ:
すぐ結果が求められる
今の時代の仕事とは正反対だ
ただ、300年後ではここにる
大工の誰も出来不出来がわからない。
SE:
(トントン/トンカチ)
M:
♪~
SE:
ペキ ゴク
NA:
このろくでもない、すばらしき世界。
缶コーヒーのBOSS、サントリーから。
佐田実史さだ まさし
2011年入会