じんせいは、
小学校で
学んだことの
復習だよ。 ふだん、思い出すことは少ないけれど、忘れたことは一度もない。
母校とはそういうものかもしれません。この3月で大名小学校はなくなります。
だからといって、たくさんの思い出がなくなるわけではありません。
それでも「なんか寂しい」と感じるのだとしたら、その「なんか」の正体は、
きっと愛情なのだろうと思います。まさに親子の関係といっしょで、
私たちは一生、大名小学校の子どもなのです。
どうかみなさん、ここで学んだたくさんのことをいつまでも忘れないように。
それが母校からの最後の宿題。ところで誰か、校歌の3番覚えてる?

本日、最後の卒業式。
140年間ありがとう、大名小学校。

NO.87576

広告主 西日本新聞社
受賞 ファイナリスト
業種 その他(どこに属するか不明なもの)
媒体 新聞
コピーライター 久冨和寿 福嶋毅
掲載年度 2015年
掲載ページ 158

久冨和寿ひさとみ かずひさ

2012年入会