ワールドカップ／LAST GAME　327秒...

ワールドカップ／LAST GAME　327秒 CEO：
欠陥あり ターゲットを外す確率76％
無謀すぎ 失敗の確率50%
そして…こんな車で練習にくるなんてありえない
どんな偉大なプレイヤーでも必ずミスをします
彼らはリスクを冒し過ぎる
つまり タダの人間ってことです
しかし もし彼らが人間ではなかったら？
私がみなさんに フットボールの未来を提供します
私たちのクローンです！
パーフェクトな判断力！結果は完全保証！
みなさんが求めていたものは コレです！
フットボールは生まれ変わったのです
　　　　　
実況：
試合前 ネイマールはクローンをバカにしていましたが…
倒されました！
あのルーニーがどこか自信なさげに見えます
おや？リベリが…リベリと交代？
時代とともに
フットボールは変わったのです
これが私たちの求めた究極のフットボールなのでしょうか？
　　　　　
TV：
バスケットボール界にも登場！
パーフェクト・レブロンならリスクなし！
　　　　　
CEO：
パーフェクト社の設立以前はフットボールは予測不能だった
しかし 私がそれを変えたのです

インタビュアー：
オリジナルたちはどうしていると思いますか？
　　　　　
CEO：
彼らがいま 何をしてどこにいるかって？
そんなこと かまうものか！
　　 　
ズラタン：
ねえ！俺ズラタンだよー！俺…
ズラタン…だったんだよ…

クリスティアーノ・ロナウド：
店長にOKとってある？
　　
イニエスタ：
アアアアアア?!
　　
ネイマール：
先週と同じですよね

ダヴィド・ルイス：
本当にパーマはかけなくて…
あっ ！？
　　 　
ルーニー：
ウソだろ？
　　　　　　　
声：
お前誰だよ！？
上に乗るな！
ズラタン！
えっ？ズラタン！？

ダヴィド・ルイス：
なんだよコレは？

クリスティアーノ・ロナウド：
なんでみんながここに？
　　 　
ロナウド：
立ち上がるのだ
フットボールを…
救うために

クリスティアーノ・ロナウド：
インテリアはなかなかイケてるね
　　 　
ロナウド：
我々の愛するスポーツが死にかけている
クローンたちが殺しかけているのだ
立ち上がらなければならない そして…

ネイマール：
ねぇ これだけアップしていい？
　　 　
ルーニー：
そりゃクローンには勝ちたいけど
あいつら絶対に負けないんだろ？
　　 　
ズラタン：
ズラタン様でもムリだ
　　 　
ロナウド：
そう 誰もクローンに勝てると思っていない だが…
キミならできる！

ティムハワード：
俺か！いつでもいくぜ！
　　 　
ルーニー：
行け！ティム！
　　 　
ルーニー：
いや 全員でって意味なんだけど…

ロナウド：
本当の自分たちを思い出すんだ
君たちはリスクを恐れたりしなかった
ゲームのようにプレーを楽しんでいたはずだ
クローンのプレーはただの仕事なんだ
すべてを賭けるんだ
すべてを勝ち取るために
なにより危険なのは なにも生まない無難なプレーだ
　　 　
キャスター：
正式発表です オリジナルが戻ってきました
クローン軍団にすべてを賭けて挑戦し
負ければ永遠にゲームを放棄するとのこと
彼らは完璧なクローンに勝てるのでしょうか？
世紀の決戦を世界中が見守ります
先に１点目を決めたチームが勝利
２回目のチャンスはありません
　　
ネイマール：
いただき！
　　 　
ロナウド：
なにより危険なのはなにも生まない無難なプレーだ’

ダヴィド・ルイス：
おいでおいで！
　　 　
ルーニー：
どいたどいた！
　　 　
ズラタン：
ネイマール！

クリスティアーノ・ロナウド：
いや モノ足りない
やっぱコレでしょ！
　　 　
ロナウド：
真似してみな！
　　　　　　
S：
リスク上等