TOYOTOWN/ハイブリッドの樹の上で篇 90秒 NA(樹木):
その日、私の枝の上には2人の男がすわっていた。
堺:
久しぶりだね、ドラえもん。
ドラえもん:
久しぶり。
堺:
ずいぶん大きくなっただろう、
このハイブリッドの樹。
プリウスから始まったハイブリッドカーが、
世界中にひろがっていくのと同じように、
どんどん枝を伸ばしている。
S:
すべてはプリウスから始まった。
堺:
でも僕たちの夢は、ハイブリッドを広げることだけじゃない。
ハイブリッドを通して、未来を変えること。
そのために僕ら、この時代に来たんだから。
ドラえもん:
未来は変えられえる。
堺:
ん?
真木:
何あれ?
ジャイ子:
芸術だわ~。
マツコ:
なんなの?
阿部:
はぁ?
作業員:
石油だー!!!やったぞ!
堺:
あそこにも、この町の未来を少しだけ変えた男がいるみたいだね。
ジャイアン:
のび太のくせによ~!
のび太:
やめてよ~。
ドラえもん:
あ、大変だ。行かなきゃ。
堺:
ちょっと待って。
ジャイアン:
どうせドラえもん呼ぶんだろ?
のび太:
いや!もう、誰かに頼るのは、やめたんだ。
ジャイアン:
なに?
ドラえもん:
のび太くん…。
のび太:
行くぞ、ジャイアン!あぁー!!
堺:
彼も、未来を変えようといているみたいだね。
S:
ハイブリッドしなければ、こういうことにはならなかった。
ドラえもん:
結局負けたんだ。
のび太:
うん、でも、気持ちよかった…。
NA(樹木):
私の枝には、なぜか花が咲いていた。
NA:
ハイブリッドリボーン。トヨタです。
S:
HYBRID ReBORN TOYOTA
FUN TO DRIVE,AGAIN.