脚軽BLACK／誕生日 篇　120秒...

脚軽BLACK／誕生日 篇　120秒 ＳＥ：
おしゃれな店内BGMがかかるカフェ

女１：
あ、そうそう。かなこのSNSみた？

女２：
見てない。

女３：
見てない。

女１：
あの子、また男と一緒にバーベキュー行ってんねん。

女３：
また？好きやなぁ、バーベキュー。

女１：
うん。
　　　
女３：
バーベキューって何がええんやろな？
まず後片づけめんどくさいやん。
　　　
女２：
まぁ、確かにね。
　　　
女３：
買い出ししてるときは、楽しいねんけどなぁ～。
　　　
女１：
あ…ごめん、ちょっと私、トイレ行ってくるわ。
　　　
女２：
あ、うん。いってらっしゃい。
　　　
女３：
日焼けするしなぁ～。
あと酔っぱらって片づけせーへんやつおるやろ。
　　　
女２：
おるおる。
　　　
女３：
私はあんま好きちゃう…
　　　
ＳＥ：
店内BGM止まる
　　　
女３：
え？あれ？なに…停電？電気消えたで。。。
　　　
女２：
・・・
　　　
女１：
ハッピバースデーツーユー
ハッピバースデイーツーユー

女１・２：
ハッピバースデー ディア ゆみこ～
　　　
女３：
えっ！？なになに？

女１・２：
ハッピバースデー ツーユー。
イェーーーイ！
　　　
ＳＥ：
他のお客さんやスタッフからも拍手
　　　
女２：
ゆみこ、誕生日おめでとう！サプライズでーす！
　　　
女３：
うわ、おいしそうなケーキ！ありがとう！！
　　　
女１：
でな、ケーキだけじゃなくて、プレゼントもあんねん。
　　　
女２：
なんやと思う？なんやと思う？
　　　
女３：
え？ひょっとして…さっきからそこに置いてるあれ？
　　　
女２：
えー？なんで分かったん？
　　　
女３：
分かるやろ、だって脚立にリボンついてんのおかしいやん。
　　　
女１：
これ、２人からのプレゼント。
　　　
女２：
この前、ゆみこの家で鍋パしたとき、ヒューズ飛んだやん。
あのとき、落ちたブレーカーなおすの大変そうやったから。
次からは、この脚立使って。
　　　
女３：
あ…あ、あ、、、ありがとう。
　　　
女２：
どうしたん？嬉しないの？
　　　
女３：
いや、うれしいねんけど、脚立・・・。
これどうやって持って帰ったらええの？
　　　
女１：
大丈夫、大丈夫。この脚立、軽いから。
　　　
女２：
わたしらもここまで余裕で持ってこれたし。
　　　
女３：
あ…あ、あ、ありがとう。
　　　
女１：
あ～、楽しかった～。
　　　
女２：
うまいこといったな～、サプライズ。
　　　
女３：
うん。かなりのサプライズやわ。
この、斬新な誕生日プレゼント…。

Ｍ：
♪～

ＮＡ：
誕生日に、脚立を贈りませんか？
女性の一人暮らし、絶対にあると便利ですよ。
部屋に置いといても大丈夫なくらいオシャレな脚立、
『脚軽ブラック』。
　　　
ＳＬ：
ハセガワ♪