radiko.jpプレミアム/Tokyo Style篇 120秒 M:
♪~
     
NA:
2014年4月1日。
ついに、radiko.jpプレミアムが開始。
我がFM大阪が、東京でも聞けるようになった。
これを機に、FM大阪はCMの標準語化に挑戦。
これは、我々CM制作スタッフの果てしない挑戦の記録である。
まず始めに、スタッフ内の公用語を標準語にした。
 
スタッフ女:
今回のCMさぁ、素敵な空気感な世界観にしたいんだよね
 
スタッフ男:
いいじゃん、そういうシズル感!
     
NA:
そして、ファッションにもメスを入れる。
ジャケットの着用を義務付け、パンツも細身に統一。
     
SE:
ビリビリビリ
 
スタッフ男:
あ、しゃがんだらパンツがやぶれた。
 
スタッフ女:
キャーーーッ
     
NA:
CMに起用するナレーターにもこだわる。
大阪でただ一人 東京的おしゃれナレーションが出来ると
評判の下間都代子さんをブッキング。
下間さんにも、標準語での会話と細身のパンツの着用をお願いした。
     
下間:
え…これ履かなアカンの?
 
スタッフ男:
下間さん、アカンはやめください。関西弁なんで
     
下間:
あ、失礼しました
     
NA:
幾多の困難を乗り越えてむかえたCM収録当日、
ついに、あるスタッフが切り出した。
     
加藤:
先輩・・・もう限界です!
     
NA:
現場に緊張が走った。
     
加藤:
もうやめませんか?こんなことやって意味あります?
 
スタッフ女:
ちょ、ちょっと…
     
加藤:
結局、みんな東京に憧れてるだけでしょ。
ぼくらがいくら東京のマネしても、それはパチもんじゃないですか
 
スタッフ女:
か、加藤くん…
     
加藤:
なにが標準語ですか、何が細身のパンツですか!
大阪は大阪らしく作ればいいじゃないですか…
いや、‘作ればええやないですか!!
 
スタッフ男:
加藤の言う通りだ。いや、‘言う通りや’。もう…疲れたわ。やめよ。
 
スタッフ女:
(涙)私…すんごいつらかってん…
     
下間:
私も…めっちゃストレスやった
     
加藤:
よっしゃ、ほんだら、あらためてみんなでおもろいもん作ろ!
 
スタッフ男:
そうや、なにが東京や、大阪バンザーーイや!!

スタッフ全員:
イエェーーーーーーーーーーーーーーーーーーイ!!
      
M:
♪~
     
NA:
あほくさ。
『radiko.jpプレミアム』、月額税別350円。

NO.88431

広告主 エフエム大阪
業種 金融・保険・公共・教育および学校
媒体 ラジオCM
コピーライター 森田一成
掲載年度 2015年
掲載ページ 449