接着剤という言葉をつくったのは、
セメダインの創業者でした。 大正時代のある日、化学者でもないただの負けず嫌いの青年が、
独学で“くっつける材料”の研究をしていました。

小さな借家の部屋にこもり、長年の歳月を経て
できあがったその“くっつける材料”は、目標にしていた海外製品よりも、
はるかに優れたものになっていました。

青年は知恵をしぼり、それに「接着剤」と名づけました。
薬局でも売れるように、親しみを込めて
「材」ではなく「剤」にしたのです。

あれから92年。
接着剤は、辞書に載るほど一般的なものになりました。

「接着剤で何とかなりませんか?」
そんな声が日々、セメダイン接着技術相談センターに寄せられます。
私たちは、お客様ひとりひとりの悩みに、真剣に応えます。
難しい問題も、工夫すれば、解決できる。
それが、負けず嫌いの創業者、今村善次郎の思いです。

これからも、工夫することをあきらめない、
私たちがセメダインです。

NO.88784

広告主 セメダイン
受賞 ファイナリスト
業種 化粧品・薬品・サイエンス・日用雑貨
媒体 ポスター
コピーライター 小林沙紀
掲載年度 2016年
掲載ページ 200