歩きスマホ危険啓発/1.5mを体感 60秒 SE:
(まちの環境音)(スマホの操作音)
NA:
歩きスマホをしている人の
視野は、普段の20分の1、
1.5m先までしか見えない、
と言われています。つまり、
SE:
コツ コツ コツ(足音)
NA:
時速3kmで人が近づいてきたら、
視野に入ってからぶつかるまで、
約0.9秒。 実際にやってみると、
NA:
「はい、見えた!(0.9秒の間)
はい、ぶつかった!」
これくらいなんですね。
もし、その人が、
SE:
コツコツコツコツコツ
(やや早い足音)
NA:
早歩きだったら、
「はい、見えた!(0.6秒の間)
はい、ぶつかった!」
少し早くなります。 もし、それが、
SE:
ガシャガシャガシャ
(自転車をこぐ音)
チリンチリーン(ベルの音)
NA:
時速15kmで走ってくる
自転車だったら、
「はい、見、はい、ぶつかった!」
(途中で、セリフが重なってしまう)
これは、避けられない。
1.5mって短いですね。
では、最後に
SE:
ブーン(車の走行音)
NA:
時速60kmの車だったら、
「は、はい、ぶつかった!」
(ほとんど、セリフが重なってしまう)
SE:
(足音や、人々の声など、
まちの環境音が大きくなる。)
NA:
まちには、1.5m先で気づいても、
避けられないものがたくさんある。
危険です、歩きスマホ。ドコモ
井口雄大いぐち ゆうた
2006年入会