あやうく干支が
前回ここに書いたのはいつだったかと確認してみた。
2010年4月だった。
そんなに前だったのかと驚いた。
2010年ということは、あの震災すら知らずに書いていたことになる。
いうまでもなく、トランプなる人物がアメリカ大統領になることも、
自分を含め多くの人の働き方が激変していくことも、
おさるから改名したモンキッキーが
再びおさるになりモンキッキーになりおさるになりを繰り返すことも、
夢にも思わず書いていたということだ。
あのときの文中で確か
「桂三枝が山手線の品川・田町間でナビスコリッツを食べていた」
と書いたのだが、あれも今ならば
「桂文枝が高輪ゲートウェイ駅でYBCのルヴァンを食べていた」
ということになる。
それぐらい、世の中は変わった。
(※改めてよく見たら当時そんなことは書いてませんでした)
翻って、自分はというと。
あまりに進歩がないことに愕然とする。
いや、小さな進歩ならしていないこともない。
美容師に教わった方法で寝グセの直し方は上手くなった。
カピバラに一時期凝ったおかげで、ヌートリアとの誤認は秒で指摘できるようになった。
Wordに貼った図を左端から動かせず発狂しそうになっていたのが、
好きな位置に置いて満足できるようになった。
…が、パッと思い浮かぶのはそれぐらいだ。
なんとしょうもないことだろう。
そう、10年経とうが100年経とうが、
小さいのだ。スケールが。
低いのだ。程度が。
ないのだ。他愛も。
そうなのだ。ほんとに。
こりゃ唐突に倒置法でも連発してごまかすしかない。
相変わらずなのはもはや仕方ないので、
そんなトンチキなよしなしごとを
いただきます、書かせて、今回も。
(倒置法すらヘタ)