リレーコラムについて

はじめまして、出戻りです

中辻裕己

福島さんからバトンを託された

2021年度新人賞の中辻裕己と申します。

 

福島さんのコラムで、

僕の方が先輩かどうかぼんやりした記述があったのですが、

実は僕も福島さんが先輩だとずっと思っていて・・・。

 

というのも自分が、

クリエーティブ局(2.5年)→営業局(7年)→クリエーティブ局(2年)と

しばらくクリエーティブの部署を離れており、

情報が正確にアップデートされていないためです。すいません。

 

どちらかというと珍しい経歴だったりするので、

今日は自己紹介がてら、そこにまつわるお話をできればと思います。

 

—————

新入社員でクリエーティブ局に配属された僕は、

とにかくいい子ぶろうとしていました。

目立たず、大人しく、嫌われないように。

そうやってなんとかこの場所に居続けよう。

それだけでした。

 

その思惑通り、キャラ付けは成功したのですが、

積極的に人とも関わらないので、あまり仕事もなく、そこそこ暇をする日々。

 

さすがに不安になり、歳の近い先輩に相談をすると、

若いうちはそんな時期もあるから映画でも見てきたら?

インプットできるのも今のうちだよ。と優しいお言葉が。

 

そんなものかと安心し、映画を見に行くのにも慣れたころ、

突如、営業への異動が告げられました。

 

やられた!

全然、映画見てる場合じゃなかった!!

しかも、やりたくなかった営業。

 

ただそこで僕は、生来の頭の良さで気づきます。

 

そうか、早く嫌われて営業から追い出されればいいんだ!

本性を隠さず、好き勝手やってやろう!!

 

営業で嫌われたとて、クリエーティブには戻れないし、

本性を出したら嫌われる人間というのも大問題なのですが、

とにかくもうそういう思考回路で。

 

それからは、飲み会中に部員を説教する部長を後ろから叩こうとしたり、

一番偉い人にタメ口をきいてみたり。

忘れていた自分を取り戻すべく、とにかく奔放に振る舞いました。

 

で、結果。

 

こんなに活きのいい若手は滅多にいない。

お前はもう一生、営業から出さない。

 

余りあるお褒めの言葉をいただき、まさかの期待の若手ポジションへ。

 

想像よりもずっと長くて濃い営業生活が始まるのでした。

—————

 

改めて文字にしてみると、

自分があまりにも短絡的な人間すぎてびっくりしましたが、

これから1週間よろしくお願いします。

 

ちなみに、営業の7年間はいい思い出しかなく、

あの期間があったからこそ、仕事をもっと好きになれたので、

先輩方には本当に感謝しています。

 

まだ誰にも恩返しができていないので、

早く仕事で貢献できるように頑張ります。

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