三井グループの三井です

ADKを退社して、フリーランスになりました

「三井グループ」の三井明子です

いきなりですが、

わたしの思春期最大のコンプレックス、

それは名前でした

もっと悩む部分あるでしょ？

というツッコミが聞こえてきそうですが、

だれになんと言われても、とくに名字（三井）が苦痛でした

画数が少なくて高級感や重厚感がないこと

名簿でわたしの行だけ、“すきま”が多いこともはずかしかった・・・

三井ブッサン、三井ザイバツといったあだ名も苦手で、

歴史の授業に登場すると、気配を消すように努めていました

究極的には、先生に大声で呼ばれると

同じ名字の生徒がいないので、逃げ場がないことも残念に感じていました

（そもそも、大声で呼ばれるようなことをしなければ良いだけだったのですが・・・）

ツラさがどんどん加速し、

いつしか「み」ではじまる単語に怯えるほどに・・・

そう、当時のわたしは、ほぼノイローゼ・・・

名字を変えたい！と、日々、せつに願っていました

（世の中の約1/50の単語は「み」ではじまるため、つねに緊張を感じていました）

そんなわたしが、

名字にちなんだ所属名（三井グループ）をつけるなんて・・・

中学生のわたしが知ったら、全力で反対するにちがいありません

泣いて悲しんで、

もしかして、この世から消されてしまうかもしれません

（この場をお借りして、あのころのわたしにお詫びします）

では、なぜわたしは、

三井でも良いと思えたのでしょうか？

それは、

大人になってしまったから、としか言いようがありません・・・

いつの間にか、思春期の繊細さは影も形もなくなり、

コンプレックスだった名字も、しぜんと受け入れていたのです

あんなに悩んでいたのに、あっけないものです

世の中には、もっと悩むべきことがあふれていると

やっと気づけたからかもしれません

みなさま、

ひとりなのに三井グループ！

どうか覚えてください

いつか、本当の（？）三井グループから

クレームがくるくらいの話題作を手がけることが

ささやかな野望です！

ひとりなのに三井グループ！

ですが、お友だちを募集しています

にぎやかであたたかいADKを退社して

さびしく過ごしておりますので

お声かけいただけたらとってもうれしいです！

今年のTCC最高新人賞、

CHERRYの原田堅介さんからバトンをいただきました

原田さんがADKの営業局からクリエイティブに転局された当時、

同じ部署でデスクがお隣りだったことが、

いまも、わたしの自慢です！

１週間、どうかよろしくお願いいたします

三井グループの三井明子でした！

mitsui@mitsuig.com