泣かせるチカラ

CMを主戦場としてきたので
やはり、いろんな映像を見てきました。

あ、今日も担当は
電通の小林大です。

で、突然ですが、ここ１、２年の
３大涙腺崩壊映像（物語）を
ここで発表しておきます。
（求められてはいないが（汗））
・CODA　コーダあいのうた
・ゴジラ−１
・大和ハウス　かぞくの群像＃３

３つは共通して、
家族の物語であり、、
少し問題を抱えている。

CODAの家族は両親、兄が聾啞で、
妹だけ耳が聞こえる。
そして、歌がとても上手い。
なのに、その歌声を家族が聴くことは
できない。。。その妹が音大に進むかも
しれなくなり。。。。

ゴジラ−１は、ひとつ屋根の下で
暮らす３人は
誰も血がつながっておらず、
戸籍上は家族ですらない。

大和ハウスの家族は、
パパ、ママそれぞれに連れ子ありの再婚。

どの映像も何度も何度も見ているのに、
毎回涙が出ます。僕は心から
作り手の方を尊敬しています。

そして、もう一つ共通点。
音楽が抜群にいい。
大和ハウスのCMは始まった瞬間、
弦の音が耳に飛び込んできたら、
もう、うるうるするくらい。
とんでもない音楽です。

あ、そうそう、音楽で涙腺崩壊といえば、
この前こんなことがあった。
小５の娘が「すごく歌詞がいい歌がある」と言って
家族全員で聴いた歌がある。
radwimps「正解」。
歌が終わる頃、
子供たちの顔をなんとなく見ていたら、
小３息子の頬をす〜っと涙が流れていた。
歌詞の意味からなのか。メロディラインなのか。
息子に聞いてみたが、
恥ずかしくて、答えてくれない。

物語で、音楽で、人を泣かせるチカラ。
本当にリスペクトしかありません。
でも、もう一つ思うのは、
音楽を聴いて「泣く」チカラにも、
リスペクトしてあげてもいいのかも
しれない。、親として喜んでいいのかも
しれない。。。。
そんなことを最近は思っています。

さてさて。本日のコラムはこのあたりで。
また、明日。