短歌、はじめました。
後輩の長谷川智子さんからバトンを受けました。
変な言い方ですが、長谷川さんは楽しそうに仕事をする人でした。
一緒に仕事してるとき、いつも楽しそうに、私には見えた。そこが、いいところです。
私にそう見えただけかな?
バトンを受け取った、コピーライター&クリエイティブディレクターの御倉直文です。
今週のコラムを担当します。よろしくお願いします。
さて。
短歌をはじめました。
2020年に電通を卒業したころ、どういうわけかなにか新しいことをはじめたくなって。
なにかの新人になりたくてなりたくて。
そんな時。
電通時代の仕事仲間だったKさんは、今や立派な歌人で、若山牧水賞を受賞していたりする。
Kさんは短歌の話をする時、とにかくうれしそうでして。
歌会や会報誌の編集などもいそいそと出かけていく。
にこにこしながら短歌と向き合っている様子だった。
楽しそうに短歌に接しているKさんがすごくうらやましかった。
楽しそうな人って、パワーくれますよね。
アメリカ大統領選も、ハリス候補はとってもいい笑顔で語りかける。難しい顔して悪口言う候補より、なにか新しい未来をつくるエネルギーを感じますね。
あ、話が脱線しました。
短歌って、古臭いイメージだったり、難しいイメージだったり、閉じたイメージがあったのですが、喜々として歌会に出かけるKさんを見ていて、
私は、「短歌って、そんなにおもしろいのか」と、思った。
「俺もやりたいんだけど」
私は、短歌をはじめることになった。
それが、2021年。現在、「心の花」所属です。
まだまだ、ぜんぜん、うまくつくれないんだけど。
つくってもつくっても、自分自身ですら納得いかないんだけど。
ゆっくりでいいから、あきらめずに、投げ出さずにやろうと思っている。
できれば、見た人が明るくなるような、希望を持てるような短歌がつくれたらいいな。
もがきながら苦しみながら歌を詠む勇気をくれる楽しそうな人 御倉直文
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