社風をつくるコピーライター。
最近、やっているのは、ますます見えない空気を言葉にするってことです。それは、事業や商品の強みといった目に見える価値だけではなくって、お客様の車内での会話の雰囲気とか、取材などを通して見えてくる仕事や仲間への想いの感じなどを肌で感じとって、企業の文化などを言葉にして見える化していくのです。
また、企業や事業にまつわるコピーを書いているうちに、「言葉=ブランドづくり」だけでは解決できないこともあるな、と気がついて。最近は、ワークショップと呼ばれる組織力を良くするようなイベントのファシリテーションも、やってます。
これも間違いなくコピー脳が生きると断言できますね!こうしたファシリテーターには研修講師などの道から入った人もいますが、やっぱりクリエイターがやると、うんと楽しく生き生きした場に。
言葉を操るのが仕事ですからね。その場に合わせてぶっちゃけた表現をしたかと思ったら、急にレイヤーを変えて社会の視野から問いかけてみたり。と、参加する社員たちをジェットコースター体験みたいに巻き込んで盛り上がりを作っていったりしています。
コピーライターは、「どの立場から言うのか」。「どのレイヤーで語るのか」。「意外な比喩で例える・・」などなど、膠着しやすい社内に、新鮮な空気を吹き込むためのスキルを持っていると思いますね。
ということで、5回のコラムを読んでくださった方、ありがとうございます。
今回は、コピーライターにどんな使い道があるのか、をテーマにお送りさせていただきました。
来週のコラムは、沢辺香さんにバトンを渡すことにいたしました。
わたしは明かり。熱。ことば。
沢辺さんのサイトのトップに書かれていたコピー。
もうすでに、どんなコラムが読めるのか、わくわくです。
5561 | 2023.08.04 | 社風をつくるコピーライター。 |
5560 | 2023.08.04 | まだ「知られてない」を書くコピーライター。 |
5559 | 2023.08.02 | コピーライターを製造するコピーライター。 |
5558 | 2023.08.01 | 社長になってみる、と言う実験。 |
5557 | 2023.07.31 | 葡萄が、かみつく。 |