リレーコラムについて

調子に乗ってはいけない

田中賢一郎

こんにちは。

今週のコラムを担当します、

電通CMプランナー4年目の田中賢一郎です。

 

昨年、クイックワンという宝くじの

「人生はスキマだらけ」というWEBMOVIEでTCC新人賞、

Indeed「ハロー、ニュールール!」でTCC賞を頂きまして、

今年はLOTO「彼と彼女と10億男」でTCC賞を頂きました。

 

この経歴だけを見ると、

「期待の新星現る!」といった風にも取られかねないのですが、

それは大きな間違いです。

 

実際は、たまたま素敵な仕事にお声がけいただき、

素晴らしい先輩のディレクションを素直に聞いているだけで、

自分の実力だけで獲ったなどとはまったく思っていません。

 

運も実力のうちとは言いますが、

さすがにこのレベルの運を実力に含めるのは、

ルール違反なんじゃないの?という物言いが入りそうなほど、

ただただツイているだけなのです。

 

調子になど乗っていません。

 

いや、

若手コピーライターたるもの、

決して調子に乗ってはいけません。

精神論とかではなく、普通に実害を被るのです。

 

というのも、

知らない方のために説明しておくと、

優秀なコピーライターの先輩というのは、

だいたいみんな意地悪で、悪口がとんでもなく上手い。

いついかなる時も、

面白いものはないかと嗅覚を働かせている。

 

「目の前の後輩が調子に乗っている」などという

面白そうな匂いをキャッチしようものなら、

絶対に逃してはくれません。

 

この前も、打ち合わせで

僕が調子のいいことをポロッと言ってしまった時、

その場にいた全員が、まるで子供のように目を輝かせ、

やれ「ついに天狗の本性が出ましたね!」だの

「こっちを見るな!天狗の鼻が当たる!」だのと

ユーモラス悪口パーティが始まってしまいました。

こんなところでコピーライティングの力を発揮しないでほしいです。

 

図1 ユーモラス悪口パーティの様子。

 

もしも僕がこのリレーコラムで、

独自のコピー理論や企画術など展開しようものなら、

今週の打ち合わせは、すべてパーティタイムになってしまうでしょう。

(そもそも独自のコピー理論や企画術など持ち合わせていないですが…)

 

 

 

ということで。

 

「コラムを書く」という、

人生にそう何度もないであろう貴重な機会。

 

せっかくですので、

目指せさくらももこ先生!という感じで、

自己紹介がてら、他愛もない話を書かせて頂こうと思います。

 

特に学びはありませんので、

コピーの学びを目的にリレーコラムを読まれている方、

安心してお盆休みに入っていただければ幸いです。

お土産は、お菓子系だと嬉しいです。

 

それでは、

明日からよろしくお願いいたします!

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