それ、食べられます。
突然ですが、私もちょっとだけ、
食べられる野生のキノコとそうでないキノコを見分けられるんです。
たとえば、「ドクツルタケ」。
山や森の中で、すらりと佇む純白の姿はあまりにも美しく、
つい手を伸ばしそうになるんですが、
その名の通り、致死量の猛毒があります。(怖っ)
なんだ、キノコを見分けられたって、
コピーライティングと何も関係がないじゃないか!と
思われるかもしれませんが、ほら。
そこらへんに生えてるキノコが、
実は、びっくりするほど美味しく食べられる。
とか、
そこらへんに生えてる雑草が、
実は、老舗の高級料亭で出されるような食材。
って、
コピーで大切な、
視点を変えてモノを見つめることに
繋がらないとも言い切れない。でしょ。
「食わず嫌い」っていうけれど、
えいやと食べてみる、挑戦してみるって、
どんなに大人になってもシンプルでとても大事なことだと思うんです。
そして、環境を語るのは良いけれど、
まずは自然に、自然を味わってみる。
あら不思議、きっと気づきがあるはずです。
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申し遅れました。
博報堂の「石下佳奈子 いしおろしかなこ」と申します。
そこそこ珍しい苗字で、若手の頃は電話で名乗るたびに
「牛殺し花子」や「鹿威し」などと空耳されていたのですが、
そのあたりは過去のリレーコラムに書かせて頂いています。
キノコをはじめ「そこらへんのものを採って食う」先輩かつ
コピーの大師匠のひとり、横道さんからバトンを受け取りました。
(いや、飛んでくるバトンをぼーっと見てたら手元にあった、というのが正確かな・・)
さ、春一番も吹いたことですし、
そろそろ、ヨモギあたりを探しにそこらへんに行ってきます。
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