リレーコラムについて

とはいえ突然だが、

大塚久雄

4日目です。よろしくお願いいたします。
株式会社ヒサオ・オオツカの大塚久雄です。

 

突然だが
40代は思っていたより
オトナではなかった。

もちろん私の場合は、
という話である。

オトナな40代もたくさんいる。
いや30代でも20代でも
年齢に関係なくオトナだなと思う人はいる。

しかし、
私だってさすがに40代になれば、
と思っていた。

全然である。
これは困った。
不惑というよりもフワフワ。

しかし開き直るようだが、
逆に「私はオトナだ」と
自負している人って
どのくらいいるのだろうか。

自分こと「オトナ」だと思っていますか?

という質問をしたときに
「はい」と答える人は、
意外と少ないのではないかと思う。
※40代では44%という記事もあった。
謙遜もあるとは思うが。

それはどうしてか。

一人ひとりの中にそれぞれの
「オトナってこうあるべき」という
理想像があるからだと思う。

ではその理想像は、
いったいどこからきているのか。

映画やドラマ、
小説、漫画などに
出てくるオトナの影響か。

それもあるだろうが、
いちばんは近くにいた
オトナたちを見てだと思う。

「あの頃のあの人の
年齢に追いついたけど
あんなにオトナじゃないな」

と思うことはたしかに多い。

しかしきっと、
その時のその人たちも、
決して自分をオトナだとは
思っていなかったのかもしれない。
オトナかどうかは周りが決めるものなのかあ。
なあんだ。そっかあ。よかったわあ。

そう自分を励ますしかない。
などと思っていたが、

先日奮発して買ったダウンジャケットが
すぐに値下がりしていたことを
夜中のトイレで発見し、
悔しすぎて大きな声を出してしまった私は、
間違いなく人から見てもオトナではない。

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