どっぷりドミニカ
さて、審査のはじまりです。
と言っても1、2日目はディスカッションなし。
朝から晩まで、暗闇の中でどっぷり作品を見続けました。
事前審査で各自300程度の作品に
スコアをつけているのですが、
その結果、上位だったものをもう1度見るのです。
(事前審査で割り当てられていなかった作品もあるので、初見も結構ある・・・)
今日はディスカッションなし!と油断していると、
「ところでマリコに質問!日本人的にはこれどう思う?」
など質問が飛んできます。
しかも日本へのリテラシーがかなり高い!!
私はOOH/Print&Promotional部門。
いわゆるプリント広告なのですが、
ほとんどが2分のケースフィルムがついています。
やはり日本の広告と違い、背景がわからないので、
ケースフィルムがないと、広告単体だとわからないことが多い。
とはいえケースに引っ張られてもいけないので、
ケースフィルムと、広告そのものと、サポート資料と、ディスクリプションを
一瞬で何度も読み込みます。
いまいち分からなかったものは、
次の日の朝早く起きて復習する毎日。
気になるものは、追加でリサーチして、
ディスカッションに備えました。
ONE SHOWはアメリカ発のアワードなので、
やはり北米、次に南米が多い感覚です。
例えば「スーパーボウルでのうんぬん」とか
「あの有名なラッパーの名言をもとに・・・」とか
日本で暮らす私にはいまいち感覚が分からないものもあったけれど。
現地に暮らす審査員にいろいろ聞き合って。
世界中の文化的背景をシェアできる時間は、
とても有意義なものでした。
それに、受賞したものだけを見るのとも違くて、
現地で普通に掲出されているような広告を浴びる機会なんてなかなかない。
日本に売れていない商品やブランドにも、
詳しくなりました。
なんといっても量がすごくて、
時差ボケの中暗闇で見るのは、修行・・・。
それでも楽しくて仕方なかったので、
私って広告好きなのかも・・・
と思いました。
来週からは、TCCの1次審査員をつとめることになりました。
日本のコピーに向き合うこともまた、
とてもとても楽しみです。
貴重な機会をありがとうございます。