リレーコラムについて

カンヌに行ってきました

矢谷暁

会社が派遣してくれたおかげで、

先週いっぱい5年ぶりにカンヌへ行ってきました。

ユーロ高もあって自腹ではとてもとても行けず大感謝です。

 

今回も多くの刺激を受けてきました。

連日受賞作が発表されるのですが、

今やカテゴリーは30もあるし(多すぎ)

セミナーも毎日いくつも開かれているので、

自身で浴びてきた、または同僚たちと共有した情報の整理が

まだぜんぜんついていません…

 

 

なにせカテゴリーがたくさんあるので、

授賞式は、月曜日から金曜日まで毎日2時間開かれます。

 

壇上に上がってトロフィーを授与されるのは

GOLDとGRAND PRIXの限られた受賞者だけなのですが、

式の最初に司会者から

「GOLD発表の前に、SILVERとBRONZEを受賞された方は立ってください」

とアナウンスがあり、

座席から立ち上がった受賞者たちは

会場にいるみんなから長い拍手をもらいます。

 

「This is your moment. Make history.」

というのが授賞式前に流されるムービーのタグラインコピーで、

温かい時間が流れるこの時間がとりわけ僕は大好きでした。

 

この後につづく壇上でのGOLDとGRAND PRIXの授賞式よりも

こっちの方がなぜか僕の記憶には強く残っており、

世界中から来た広告制作者たちは

「ライバルでもあり、でも、みんな同志なんだな」と、

連日この瞬間ひとりで胸を熱くしていました。

 

 

そういえば、以前TCCの幹事で年鑑事業部を担当していたときも、

メンバーのみんなで飲んだりすると

必ずコピーや広告のディープな話をワイワイすることになるのですが、

そのときに感じた「ライバルだけど同志」感の

温かさにもなんだか近いなと、

カンヌの地でみんなのことを思い出しました。

 

 

先輩の藤本さんからバトンをもらいました

東急エージェンシーの矢谷暁です。

 

今週1週間、よろしくお願いいたします!

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