コピー年鑑に載せてあげられなかったコピーたち
みなさん、今年の年鑑買いました?
編集委員長の渡辺潤平さんが
「読み応えを重視した」と言ってましたが、
編集委員それぞれのコラムパートが
本当にすばらしいので、ぜひ一家に一冊。
中でもぼくがいいなと思ったのが、
中山佐知子さんの担当ページ。
編集委員のみなさんが、ことしの新人賞で
惜しくも受賞できなかった作品の中から
1人1つずつピックアップして紹介する、
という企画です。
ぼくは新人賞をもらうまで、13年かかりました。
うち、一次通過で終わったのが8回。
毎年、GWはガッカリウィークな気分でした。
だから、たとえ賞は獲れなくても、
こうやって年鑑に載せてもらえたら、
きっとすごくうれしかっただろうなと。
というか、これもっと早くやってほしかったなと。
そうすればぼくのあのコピーも、
年鑑に載ることができていたかもしれないし。
そんなわけで、今日は新人賞に漏れた
ぼくのコピーの中から、個人的に
思い出深いものをピックアップしてみます。
年鑑には載せてあげられなかったので、
せめてTCCのサイトには残してあげようかと。
(いつまでサイトが存在するかわかりませんが)
●
「言われたことを言われたとおりやるのが得意です」って、
どうして言い出せなかったんだろう。
ーーー
工場の作業員募集の広告です。
企画やコピーを考える仕事は、楽しいけど、
ときどきしんどい。そんなとき、
まったく頭を使わないフォトショの切り抜き作業に
癒されていた経験がベースになってます。
●
77歳7ヶ月。
なんだかいいことが
起こりそうな気がします。
ーーー
パチンコ店の新卒採用広告。
地元の高齢者にちょっとした楽しみを
提供する仕事ですよ、的なアプローチです。
ふと時計を見たときに自分の誕生日(4:24)だと
なぜか「おっ」と思ってしまう。
なんてところから思いついたコピーでした。
●
野球部が高齢化してこまってます。
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タクシードライバーの募集広告です。
タクシー会社は差別化しようがないので、
「野球部員兼タクシードライバー募集」
という企画にして、弱々しい野球部の姿を
コピーにして入部(入社)を呼びかけました。
社会人になって参加したバスケサークルで、
2分しか体力が持たなかった経験が
活かされております。
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まだまだありますが、ひとまずこのへんで。
やっぱり、自分の体験とか、思ったことから
生まれたコピーほど、愛着わきますね。
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