スナックの名前

スナックって、コンビニより多いらしいですね。
僕はスナック街にいって、店名を眺めるのが好きです。
暇な時にコピー年鑑をパラパラと眺めるようなもんですね。

気になったら入ってみて、由来を聞いたりもします。
そして、スナックの名前は実に多様で、いくつかパターンがあります。

①ママの名前型
一番わかりやすいやつ。
スナックきよみ、スナックさとこ　などなど
ちなみに「スナックじゅんこ」だと長渕剛の順子が1日に何度も歌われているでしょう。「スナックえりこ」だと、いとしのエリーも同様です。

「スナックK」←名前の頭文字
「スナック鈴」←ママの苗字が鈴木
という名前変形型もあります。

「スナック鈴」のママは離婚して別の名前になってましたが。

②ダジャレ型
「来夢来人（ライムライト）」「多恋人（タレント）」はよくあるやつで、「わがママ」なんてのもあります。

③文章型
「スナック なにがいけないの」「スナック 貴方を待ってる」のような単語だけじゃないやつです。

④ブランドプロポジション型
ブランドプロポジション＝ブランドの存在意義。
つまり、どんなスタンスの店かを表しているもの。

例えば「スナック ２軒目」「年金スナック」なんてのがあります。
２軒目につかってください、年金受給者でも安心の値段ですよ、とわかりやすいですね。
ちなみに「スナック ２軒目」は横に小さく「１軒目にもどうぞ」と書いてあります。
メインターゲット以外にも広げたいという、よくオリエンなどで見かけるノリが出てますね。別にいいんですが。

⑤無意味型
じつはこれが結構多いです。
「スナック くじら」「スナック 雨」「スナック ホワイト」などで、くじらが好き？雨が好き？好きな色は白？と
思ってきいてみれば、いや意味がなくてなんとなくつけたと。
コピーでやったら怒られるやつですね。

他にも無限にあるのですが、残りは
宣伝会議の「スナック店名ネーミング講座」でお話しします。

まあ、僕より詳しいおじさんがいそうですが。