ドラマな恋 ぶちょお〜
第一弾のコラムの『合言葉は勇気』をはじめ、
好きすぎるドラマ(DVD BOX購入済み)がいくつかある。
『恋ノチカラ』『ダブルキッチン』『CHANGE』『mother』…
そして『ホタルノヒカリ』。
『ホタルノヒカリ』は、ひうらさとるさんの同名漫画のドラマ化で、
2シーズンある。
綾瀬はるかさん演じる雨宮蛍は、外では仕事をがんばる社会人だけど、
家ではすべてのことを「めんどくちゃい」と思う干物女。
「恋愛するより家で寝てたーい」と言い、
破れたジャージ姿に、ちょんまげ頭で
縁側に寝転び、ビール片手に漫画を読む。
そんな蛍に、多くの女子たちが共感したと思う。
それはもちろん、蛍のキャラクター性や綾瀬さんのキュートさに
よるところが大きのだけど、
蛍の魅力をいっそう引き立てているのは
藤木直人さん演じる会社の上司(部長)・高野誠一だと思う。
ひょんなことから同じ屋根の下で暮らすことになる二人。
高野部長は外でも家でもきっちりした性格で、蛍とは真逆。
「未来永劫、干物女」と蛍を軽蔑しながらも、
猫のことを「ニャンコ」と呼び、
「アホ宮!」と蛍の恋を叱咤激励し、
蛍に感化されて力を抜くことの大切さも知っていく。
丁寧な風貌で、自分を持っていながらも、柔軟性がある。
そんな、藤木さんの高野部長が、
役所さんの暁仁太郎に次ぐ理想の人となった。
蛍が高野のことを「ぶちょお〜」と呼ぶのが好きで、
誰かのことを「ぶちょお〜」と呼べば、
擬似キュンを味わえると思い立ったのだが…
社会人になって上司のことを役職名で呼んだことがないことに気づく。
業界的に?時代的に?
「局長」はかろうじてあったけど、なんか遠い感じがして、しっくりこない。
「部長」は程よい距離感で、ちゃんと目上な感じで、
ちょっとした色気さえある役職名。
「ぶちょお〜」と呼べる丁寧な風貌の方が近くにいたら、
それだけで毎日は楽しくなる気がする。
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