ラジオおもろい（３）

お聴きいただきましたのは、
小籔千豊さんで「プリン」でした。

だんだん音楽でつなぐのが
板についてきました。よね？

今日もゆっくりゆっくり、
ラジオの話をしていきたいと思います。

前回のコラムで、
しれっと弟が出てきました。
4つ下です。

僕が今年31歳になるので、
弟は今年27歳ですね。

ぼくら兄弟すごく仲良しでして、
大阪の実家に帰った時は、
いまだに2人で一緒にお風呂に入ります。

最近あったおもしろい話とか、
ハマってる漫画とかYouTubeとかNetflixの話とか、
あと仕事の話とか人生の話とか、いろいろします。

とにかくなんかちょうどよく、
仲が良いです。

河川敷まで行って、
ボール蹴ったりとかもします。

ただ、僕が中学生くらいの頃は、
そこまで仲が良いわけではありませんでした。

一度、昼寝していた弟をおちょくって、
うぇ〜〜〜〜〜い！とか言って、
ゆすって起こしたのですが、

めちゃくちゃ怒って、
家中を追いかけ回されて、

挙げ句の果てには、
ベランダにあった物干し竿で
顔面をどつかれました。

それで僕は眼の下あたりから、
ちょっとだけ出血しました。

別にそこまで大きな怪我にはならなかったのですが、
これがけっこう痛かったのです。

というか、ちょっとゆすって起こしたくらいで、
そこまでしばかれる必要ある！？

と当時の僕は、
なぜか怒り狂っていました。

そこで、この話を、
その時よく聴いていたラジオに
投稿することにしたのです。

MBSラジオの「サウンドキングダム」という番組です。
吉本新喜劇の宇都宮まきさんが出ていました。

この物干し竿エピソード、
面白いのか面白くないのか、
よくわかりませんが、

結果的に採用してもらうことができ、
生放送で読み上げていただきました。

ただ、なんかあんまり
宇都宮まきさんに共感してもらえず、
小すべりしていたのを覚えています。

数日後、番組のノベルティグッズで、
「サウンドキングダム」と書かれた
3色ボールペンが届きました。

なんかこの一連の体験が
僕にとってはすごく革命的で、

遠い存在だと思っていた芸人さんやタレントの皆さんと、
実はこっそり繋がっているような不思議な感覚になれました。

それからいろんな番組に、
ネタやエピソードを送るようになり、

オールナイトニッポンや、
TBSラジオのJUNKにも出会いました。

ただ、深夜ラジオを中心にいろいろネタを送りましたが、
安定的に採用してもらえる番組というのはほとんどなく、

うーんどうしたもんかなぁ、
と思っていた時に出会ったのが、

ABCラジオ「ダイアンのよなよな」
という番組でした。

二人にしかわからない地元の同級生の話とか、
仲良しかと思いきや蹴落としあったりとか、
ほかの芸人さんをいじり倒す感じとか、

ゆっくりゆっくりずっと喋られているのが
僕は病みつきになり、ネタも送るようになりました。

とにかくたくさん数を送ることを心がけ、
徐々に安定的に採用してもらえるようになり、
毎週2通くらいは読んでもらえるようになりました。

当時のよなよなでは、
「ダニーカコ」というコーナーがあり（由来は後述）
「こんな人にはレッドカードを出したい」
という短いネタを募集していたのですが、

例えば、僕が送って採用されたのは、

・ウォシュレットでうがいしてるやつ

とか、

・バーモンドカレーの箱を筆箱にしてるやつ

とかでした。

ははは。どうなんでしょう。
おもしろいのでしょうか。

まあまあそんな感じで、
今日のコラムは終わろうと思います。

本日は、
よなよなリスナーならご存知の
とある一曲をご紹介。

2001年、まだ若かりし、
キングコング、ロザン、ランディーズの3組で結成されたダンスユニット

「ウエストサイド」

関西版SMAPと言われるほど、
爆発的な人気だったらしいです。

この「ウエストサイド」を、
とにかくダイアンのお二人は
ラジオでいじり倒していました。

リスナーの僕たちも、
投稿するネタでいじらせて頂いてました。

たしかに今ミュージックビデオを見返したら、
なんかちょっとおもろいので、
ちょっと見てみてください。

冒頭のランディーズ高井さんの
「ウェッサイーーーーーー！」
にご注目いただければと思います。

それではお聴きください。

♪〜「WEST LOVE SHINE / ウエストサイド」

※「ダニーカコ」とは…

スウェーデンのサッカー7部リーグに所属するアダム・リンデン・ユング・クビスト選手に、試合中いきなり屁をかけられたダニーカコ主審。ダニーカコ主審はアダム選手に対しレッドカードをだし退場処分としたが、その時のダニーカコ主審のように思わずレッドカードを突きつけたくなるような人や行動を送ってもらうコーナー。