リレーコラムについて

リングに上がれ。

田中大地

おはようございます!!

クリエイティブディレクターの田中大地です。

 

だいぶコッテリ豚骨な

暑苦しいコラムになっておりますが、、

今日はあさっり塩ラーメンでいきます。

 

というのも、今日は編集も詰まっているし、

勝負プレの準備が佳境。

 

娘を保育園に送りに行くまであと30分!

 

それまでにゼッタイこいつを

書き上げることを心に誓って、

開会の言葉とさせていただきます。

 

プレイボーーーーーーーッル!!!

 

さて、きょうご紹介する

小霜さんからいただいた教訓は、

「リングに上がれ。」です。

———————————

さて。突然ですが。

 

手塩にかけた商品を世に問う。

売れなきゃ、何らかの責任をとる。

ヘタすると、立場を追われる。

そんな悲壮な覚悟でリングに上がり、

実際に戦う人が「クライアント」だとしたとき、

広告屋はどこで何してるのが理想でしょうか?

 

観客席から熱い声援を送る、でしょうか。

セコンドから的確な指示を送る、でしょうか。

 

いやいや理想は、

一緒にリングに上がって
一緒に戦うこと。

だったりしないでしょうか。

 

どうやってクライアントと共闘関係を結ぶか。

傍観者ではなく、当事者になるか。

出入り業者の一つではなく、運命共同体になるか。

つまり、「仲間」になるか。

 

晩年の小霜さんは、そのことを特に

追求して動かれていたように思います。

(小霜さん、違ってたらすいません!)

 

反対に、小霜さんの事務所を巣立ってから、

小霜絶対領域の外の世界に生息する

クリエイターさんたちに多く出会い、

彼らのごく一般的な感覚として、

自分が関わった商品の戦いっぷりに

さほど興味がないことを知り、愕然としました。

 

(本件、このコラムで再三書いてきましたが、、、)

 

売れたか売れなかったか。

結果を知らない人、知ろうとしない人が、

普通に多すぎる。

 

それって、

クライアントの人生がかかった試合を、

観客席どころか、テレビですら見ないで、

関係ない漫画読みながら

鼻くそほじってるようなもんですよね。

 

いやいや田中さんよと。

クソチビが、ナメてんじゃねーぞと。

まったく気にしてないわけじゃねーよ!

普通に興味あるわ!

って反感買いそうですが、、、

 

でも、その興味のレベルって、

ハンター×ハンターや、ベルセルクや、

喧嘩稼業の続きが気になる!

ってレベルでは到底ないと思うんです。

 

それって…どうなんでしょうね。

「そういう業界」と言ってしまえば

それまでなのだと思いますが…

 

でも、逆に、

そんな同業者がいるからこそ、

小霜さんくらい過激に逆張りすれば、

普通に信頼してもらえることを

この10年で実感しました。

 

ということで、

「もっとリングに上がる。」

そのために。

 

小霜さんの事務所でデザイナーをしていた

戦友の古田くんと、

とある「企て」を立ち上げることにしました。

 

その話は、次回に!

(会社辞めますってタイプの話じゃないです)

 

それでは保育園に行ってきます!

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