リレーコラムについて

「出塀六本木」のこと。

久山弘史

言い訳しておくと、人の失敗が好きなわけではなくて、
我彼関係なく「噛み」が好きなんです。
自分が「噛んだ」思い出も、思い出すたびに
笑いがこみ上げるほど愛おしいんです。
これも、もう10年くらい前ですけど、
ADKからWieden+Kennedy Tokyoに転職して2年くらい経ったころ。
何かの仕事の縁で、古巣の東銀座ADKに出向きました。
なつかしい大会議室で、大人数の打ち合わせ。
当時の自分はと言えば、英語の会社で数年過ごしてても、
英語コンプレックスを肥大させてばかりで
日頃一言も英語をしゃべらなかったくせに、
古巣の会社に出向いたことが気を大きくさせたのでしょうか、
大人数の会議で、なぜか英語で発言しようとしたのです。
デベロッポンギって言ってしまいました。
developingのことを。
あのころのワイデンオフィス、六本木にあったしなー。

さて、リレーのバトンですが、
僕の「噛むの好きすぎ癖」をかなり初期から指摘していた、
イラストレーターズサーモンの高田伸敏さんにお渡ししました。
それでは、高田さん、お願いします!

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