リレーコラムについて

勝手にキャッチコピー『スタンド・バイ・ミー』

滝村泰史

こんにちは。今週担当の滝村です。
古今東西の名作映画に
キャッチコピーをつけよう、というお遊びを
かつて仲間内でやっていました。
今回はそのいくつかをご紹介しています。
(映画のネタバレはないので未見の方もご安心を)

3回目は、あの青春映画「スタンド・バイ・ミー」。
ドラえもんでなく、リバーフェニックスの方です。
映画を観たことのある方もない方も、
あの主題歌を聞くだけで、
甘酸っぱい気持ちになるのではないでしょうか?
(ちなみに、主題歌の出だし“When the night!”を
「便座無い!」にしたボキャブラ天国がありましたね)

まずは1つ目のキャッチコピー。

あの線路をたどったら、
あの日にもどれるだろうか。

いわゆる「郷愁もの」ですね。映画を観て
掻き立てられる感情をえがくのが、コピーの王道。
その感情を、映画の一番のモチーフである
「線路」で表現した、安定のコピーですね。

12才の夏。僕らはティーンですらなかった。

こちらも「郷愁もの」。
なんとなくティーンエイジャーだと思っていますが
主演のリバー・フェニックスら4人の設定は12歳。
ティーンですらなかった(小学生!)
という発見があります。

1泊2日の死体見学ツアー。

こちらは、映画の内容からすると
ややミスリードですね。
怖いようなコミカルなような。
赤川次郎さんの小説にありそうな。
映画の本質とズレますが、観てみたい気もします。

怖くない、スティーブン・キング。

そしてこちらは、映画の中身ではなく、
外側の情報をコピーにしたもの。
原作はホラーの巨匠、スティーブン・キング。
自分の少年時代をモチーフに、
こんな感動的なストーリーを書いていたんですね。

そして、最後はこちら。

同窓会がしたくなる映画、第一位。

確かにそうですよね。
あの頃の仲間にもう一度会いたくなる。
そういえば、あんなに毎日つるんでいたのに
卒業以来、まったく連絡とって
なかったなあ、とか。

万が一、未見の方がいらしたら、
少年時代の自分ともう一度会ってみてください。

あ、あと番外編で、こんなコピーもありました。

ゲロの出てくる映画に、ハズレなし。

意味は観てのお楽しみ。えっ、観たくなくなった!?
それは、ゴメンナサイ。

明日はあのミュージカル映画です。

(※コピーの考案にあたっては、
電通デジタルのアドバンスト
コピーラボのみなさんに
ご協力いただきました!)

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