廃刊したSURF 1st
鬼才小堀くんからバトンを受け取った、
電通の礒部と申します。
今はPARTYという会社に出向しています。
(小堀くんのようなパンクな人間、憧れます。勝手にファンでした。)
何回書けるかわかりませんが、よろしくお願いします。
鎌倉で育ち、小さい頃からサーフィンをしてきました。
父親が、サーフィンの雑誌の編集をしてたからです。
SURF 1st(サーフファーストと読みます)という名前の雑誌でした。
今はもう廃刊になっていますが。
実家の僕の部屋には、
大量にバックナンバーが残っています。
小さい頃はサーフィンの写真ばかり眺め、
父親が書く文章には、微塵も興味が湧きませんでした。
でも大人になって、
気づいたら言葉を扱う仕事になって。
時々その雑誌を眺めては、
父親の文章を読むようになりました。
なんの変哲もないわけです。
なにひとつ、カッコつけてない。
でも、なんかいい。
だから、すごくいい。のか。
たぶん、本当にサーフィンが好きだからなんでしょうね。
あまり多くを語らなかった父が、
その雑誌の中では、
屈託のないガキンチョのように、好きなことを話している。
言葉の仕事って荷が重いなと思っていた、
その頃の自分に、
「好きにやれよ。」
と言ってくれたような気がしました。
苦手なんです、コピー書くの。
馴染めないんです、コピーライターって職種に。
でも、この仕事は好きなんです。たぶん。
矛盾、最高。
どうでもいい話を失礼しました。
次ももっと、どうでもいい話をします。
書けたらですが。
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