桜の季節ですね。
日常会話の中で、ちょっと韻を踏んだり
ダブルミーニングの言葉を使ったりすると
「あ、やっぱコピーライターですね」的なことを
言われるときってありません?
や、コピーライターの仕事の本質ってソレジャナイ
とかって話は、今日はいったん置いといてw
韻やダブルミーニングってけっこう歴史が深いですよね。
パッと思いつくところで言うと、
花の色は うつりにけりな いたづらに
わがみよにふる ながめせしまに
というめちゃ有名な和歌ですけども。
「花」とは桜のことと、人の若さや美しさの両方を表現していて、
「世」も「この時代」と「男女の仲」の2つの意味、
「降る長雨」と「経る眺め」の掛詞という、
ダブルミーニングオンパレードソングです。
コピーでも、韻を踏んだり
ダブルミーニングを込めたりするのは、
「覚えてもらいやすい」「独自性が出やすい」など
さまざまなメリットがあると同時に、
古くから流れるDNAを呼び覚ます何かが
あるのかも知れませんね。
今年は、みなさん
どんな桜の情景に出会うのでしょうか。
眺めのためにも、長雨にはほどほどに願いたいもんです。
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