リレーコラムについて

桜の季節ですね。

鶴香奈子

日常会話の中で、ちょっと韻を踏んだり

ダブルミーニングの言葉を使ったりすると

「あ、やっぱコピーライターですね」的なことを

言われるときってありません?

 

や、コピーライターの仕事の本質ってソレジャナイ

とかって話は、今日はいったん置いといてw

韻やダブルミーニングってけっこう歴史が深いですよね。

パッと思いつくところで言うと、

 

花の色は うつりにけりな いたづらに

わがみよにふる ながめせしまに

 

というめちゃ有名な和歌ですけども。

「花」とは桜のことと、人の若さや美しさの両方を表現していて、

「世」も「この時代」と「男女の仲」の2つの意味、

「降る長雨」と「経る眺め」の掛詞という、

ダブルミーニングオンパレードソングです。

 

コピーでも、韻を踏んだり

ダブルミーニングを込めたりするのは、

「覚えてもらいやすい」「独自性が出やすい」など

さまざまなメリットがあると同時に、

古くから流れるDNAを呼び覚ます何かが

あるのかも知れませんね。

 

今年は、みなさん

どんな桜の情景に出会うのでしょうか。

眺めのためにも、長雨にはほどほどに願いたいもんです。

NO
年月日
名前
5805 2024.11.22 中川英明 エキセントリック師匠
5804 2024.11.21 中川英明 いいんですか、やなせ先生
5803 2024.11.20 中川英明 わたしのオムツを替えないで
5802 2024.11.19 中川英明 ドンセンパンチの破壊力
5801 2024.11.18 中川英明 育児フォリ・ア・ドゥ
  • 年  月から   年  月まで