母がCDな杉井
こんにちは、今週リレーコラムを担当している杉井です。
この記事から読んでくださった方に改めて
自己紹介をすると、
2022年KDDIさんのポイント貯めすぎ!貯杉先生の
CMで新人賞をいただいた杉井すみれです。
自己紹介が大の苦手で、
普段あまり上手く話せていない分、
この場では、今まで心では思っていながらも言葉に
できなかった自己紹介を
存分に吐き出していこうと、
1週間、〇〇な杉井、
というテーマで記事を書いています。
月曜日は「旅行が好きな杉井」
木曜日は「お笑いが好きな杉井」
本日、金曜日は「母がCDな杉井」
をお届けします。
母がCD?
ここでいうCDとはクリエーティブディレクターのこと。
え、お母さんも広告業界の人なの?と思った方、
すみません、超普通の一般人です。
でも、
私の人生は母のクリエーティブディレクションあって、
今日までやってこれたので、母のWORKSについて、
ご紹介したいと思います。
その前に母を少し説明すると、
私が小学生の時、母は、大学生でした。(?)
どういうことかというと、
好奇心旺盛で、次々やりたいことができてしまう母は
人生で大学を3校卒業。
私が小1の時に、3つ目の大学に入学していました。
そんな事情もあり、小さい頃一番楽しかったイベントは
大学生の母の文化祭。小学校の宿題をする私の横で、
母が卒論を書くなどカオスな家庭環境でした。
話は戻って、
何か新しいことを学ぶのが大好きな母が
次にハマったのが 広告 でした。
きっかけは私が電通インターンに応募したこと。
身近に代理店インターンに応募する友人や
OBOGがいなかったため、
母に選考課題を話し、
エントリーシートを見てもらうことにしました。
考えていたものを見せると、
「ここは面白い、でも、
こーやった方がもっと良くなるんじゃない?」と
CDの片鱗を見せつけてきた母。
確かに、
ディレクションは一理あったので母の意見を受けて
ブラッシュアップ。
その後も、「こういうの考えてみたんだけどどう?」と
怒涛の新案がLINEで送られてくるなど、
明らか母の方が「ノって」いる様子でした。
そして、インターンの選考に合格。
これが母CDと私PLの成功体験となり、
母はさらに広告にのめり込むようになるのでした。
入社前、広告業界の予習にと
書籍を揃えようとしていたら
「あーそれ、うちにあるよ」と得意げな母。
え?買った覚えないな…とポカンとしていたら、
母によって書き込み、付箋が挟まれた本を
手渡されました。
広告レジェンドの先輩の本を
私より先に買い、読み、ちゃっかり学ぶ。
ハマりすぎだよ…と若干引いてしまいましたが、
母CDの腕が上がる→つまり私へのディレクションの
精度も上がるならいいか、と思い、
温かく見守っています。
本はもちろん、事例のインプットも抜かりなく、
「〇〇さん(私の先輩)のあのCMみた?」とか
「〇〇さん(私の先輩)のインタビュー面白かった」とか
下手したら私より事例を網羅しているので、
母から会社のことを知る、という謎の情報収集ルートも
できています。
クライアントワークはもちろん口外してはいけないので、
「若者が選挙行くにはどんなアイデアがいいかな〜」と
ざっくりしたお題で、壁打ち相手になってもらったり、
私の企画に
母CDはなくてはならない存在になっています。
と、ここまでおんぶにだっこ(ダブルミーニング)な
母との関係について書かせていただきましたが、
このコラムも母のディレクションを受けて書いて…
ません!!!!!
これは自分で書きました。
が、月曜日、母にコラムのことを伝えたら、こんなLINEが。
自分も登場する気だったようですが、
「街道」について突然語られてもTCC会員の人は
困るだろうと思い、わたしが一人で仕上げました。
最近は「街道」にハマっているようです。
(そもそも「街道」をテーマに何を書くんだ…)
本当は毎日書きたいと思っていたコラムですが、
母のディレクション/マネージメントなしには
うまく進まず、結果3回で終わってしまいました。
「ICU生な杉井」「鈴木晋太郎弟子な杉井」などテーマも
決まっていたのに力及ばずで残念です。
また今度回ってきたとき、続きを書かせてください。
来週コラムを担当されるのは
良品計画「気持ちいいのはなぜだろう。」で
TCC新人賞を受賞された原麻理子さん。
一度オンラインでお話を聞いたとき、
多彩で、ユニークな経歴をお持ちで、
ゆっくりお話を聞きたいと思っていました。
コラム、とても楽しみにしています。
1週間ながーい、自己紹介を読んでくださり
ありがとうございました。
以上、
「旅行が好きで、お笑いが好きで、母がCDな杉井」
でした。
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お仕事のこと、旅行のこと、お笑いのこと、
それ以外も、なんでもお待ちしています。