リレーコラムについて

求人広告でTCCを目指してる方へ

鈴木宏明

ベールに包まれた(?)TCC審査会。
ことし、新人部門の最終審査に、
サポートスタッフとして参加させていただきました。
そこで、ちょっとした衝撃を受けたお話を。

(注)
ここからは求人広告の世界にいる、
ごく一部の人にしかわからない話になります。
すみません。

僕がサポートしたのはWeb部門とか混合部門。
応募作品が順番に流れていく中で、
ある人の作品が、強烈な異物感を放ってました。

それは、リクナビNEXTという
転職サイトに掲載された求人広告。
うろ覚えですが、応募作はすべて、
N2とかのフォーマット原稿だった気がします。

僕はそれまで、
「リクナビNEXTでTCCなんてありえない」
と思ってました。

フリーフォーマットのN5ならまだ、
パッと見で伝わる広告にはできる。
(キャッチ+ビジュアル+ショルダー+ロゴだけ、みたいな)
でも定型フォーマットの原稿の場合、
社名とか募集職種とか、そもそも構造的にわかりにくい。
(=何の広告かわかりにくい)
だからコピー賞の審査では、圧倒的に不利。
出してもスルーされるのがオチだろうと。

でも、そうじゃなかったんですね。
審査員のみなさんは、ちゃんと見てくれている。
いいコピーは、ちゃんと評価してくれる。

で、何が言いたいかといいますと、
いまシコシコとリクナビNEXTをはじめとする
Webの求人広告をつくってるみなさん、その仕事、
ノーチャンスじゃありませんよ! ってことです。
僕が見たその作品は、残念ながら新人賞を逃したけど、
ぜんぜん可能性ありますよ、と。

来年のTCCの締め切りまであと3ヶ月ちょい。
求人なら、ここから数十本は世に出せるはずです。
ぜひ、出品するつもりで、やってみてください!

ということで、岩田さんからバトンを受けました、
2017年度入会の鈴木宏明です。

去年まで約15年、リクルートの代理店で
コピーを書いていました。
なのでぼくのコラムでは、いま求人広告の世界で
TCC目指してがんばっている方々に、
何かしら役立つ情報をお届けできればと思ってます。

が、今日の話でほぼネタ切れなので、
あした以降は何の役にも立たないコラムになる予感がします。

ともあれ1週間、よろしくお願いします。

NO
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