港区女子とスカウト

２年ほど通っている代官山のパーソナルジム。

パーソナルといっても、半分パーソナルというか

トレーナーさん１人に対して生徒２〜３人というパターンがあって、

普段出会わないような人とペアになることがある。

先日は、ペアが「港区女子二人」だった。

港区女子とは、六本木・西麻布界隈で夜な夜な

お金持ちのおじさん（港区おじさん）に高っかいお店で

美味しいものをご馳走してもらったり、ギャラを貰って飲んだりして

キラキラしたインスタを投稿することを生業とする女性のことである。

その港区女子たちは数万単位のインスタフォロワーがいる

港区女子界隈でも名の知れた方々らしく

またとない機会でもあるので、彼女たちにいくつか質問をしてみた。

私：港区女子の定義って何？

港女：うーん、そうね・・・

◯◯さんと△△さんと⬜︎⬜︎さん。（港区おじさん三大天みたいな人らしい）

と繋がってればその子は港区女子かな。

私：三大天はさぞお金持ちなんでしょうね？

港女：港区女子にとっては、いかに「お金持ち」かより、

いかに「金払い」がいいかが重要なんだよね〜。

めちゃくちゃお金持ちでもケチな人いるからね。

私：例えばどんな人？

港女：うーん・・こないだの人は

会ったその日にキャッシュカードとクレジットカード渡されて

「自由に使っていいよ」って言われたから２００万くらい使ったら

「使いすぎだよ」って軽く怒られて、ダルってなって切った。

私：そ、そうなんだ・・・・

持っていた鉄アレイでぶん殴ってやろうかと思ったけどやめといた。

また別の日に、AV女優のスカウトの人とペアになったことも。

どんな強面かと思いきや、すごく丁寧で気さくな人で

同い年だったということもあり意気投合した。

スカウトさんは、その道一本でこれまでやってきたから

普通の女性の知り合いがいない。

一般女性との飲み会をやってほしいと。

そのかわり、別日にAV女優飲み会を開催するからと。

もちろん二つ返事でOKした。

後日、一般人との飲み会は恙無く終わり、

AV女優飲み会の日が来た。

「いったいどんな会話をすれば？」

「いつもお世話になってます！じゃ失礼か」

「でもまったくその話題に触れないのも変か・・」

などと、くだらぬ妄想をしていたら

スカウトさんからLINE。

「すみません！急に行くのダルいってなった子がいて・・・

じゃあ私もやめとくって、みんな言い出して・・・」

はいはい。なるほど。ダルい。

正直すぎて清々しかった。

しかし、悪いと思ったスカウトさんは、

なんとか普通の女性を急遽集めてくれて

飲み会は変わらず開催されることに。

飲み会は３対３。

男性陣は、僕とスカウトさんとジム友達。

女性陣は３人ともエステティシャン。

だったのだが、ジム友が運悪く遅れてきた。

悪気はなかったのだが、

相手がAV女優じゃなくなったと伝えるのを忘れていた。

ので、そのまま伝えないことにしてみた。

話に途中から入ったジム友は、

目の前にいる女性たちをAV女優だと思ってる。

でも実際はエステティシャン。

しかもロウリュ（タオルで熱風送る）を行うちょっと特殊なエステだった。

「一日何人くらい担当するの？」

「１０人くらいかな〜」

「１０人！？」

「バサーってやるの、結構体力いるんだよね〜」

「？？？・・・だよねえ」

違和感を感じながらも、ダイレクトに聞けないジム友。

終始、会話が噛み合わないようで微妙にかすっていた。

AV女優飲み会は、

ほぼアンジャッシュのコントを観る会になった。

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あけましておめでとうございます。

弟からバトンを受け取りました電通の岡野草平です。

彼も書いてましたが弟は、

大学も学部もサークルもバイト先も就職先も同じで、

TCC会員まで入会してきました。。

新手のストーカーなんでしょうか・・・

新年早々気持ち悪いですが、がんばります。

お付き合いのほど、よろしくお願いいたします。