リレーコラムについて

評判のつくりかた

井手康喬

ちょっと前に、
とある先輩から
「評判の仕組み」という
話を聞いたんですね。

人の評判というものは
どうやって決まっているか、
どうやったら操作できるか、
という話です。

わかりやすく例えてくれたんですが、
その例えがものすごくわかりやすくて。

とある女子大生がいたとして、
彼女は夜キャバクラで働いています。

キャバクラ嬢として会ったときに
実は女子大で勉強してるの、と聞いた場合の
“まじめやんこの子!”という感想と

女子大生として会ったときに
実は夜キャバクラで働いてるの、と聞いた場合の
”え、そっち系の子?ショック!”という感想と

なんとまあ印象の違うこと、
そういう話です。

人は誰かに偏見なんて持ちたくない、と
常々願う生き物ではありますが、
やっぱり心のどっかに勝手にイメージを
つくってしまうもので、

つまりこの話は、
人の評判というものは
イメージbeforeから
イメージafterへの
上下高低差や飛距離で決まる、
ということを教えてくれます。

たしかに、
この人アホなことばっかり言ってるなあ
としか思ってない人とかが
実は賞バンバンとってたりすると
「あの人は実はスゲー人だなにか掴んでる!」って
なりますよね。

ということで、
じゃあこの学びを自分に応用してみようかな?
という発想になるんですが、

人間、なかなか急に自分から
アホな格好や言動には踏み切れないです。

勇気を出して急に実践しても、
「あれ、この人急にアホになったな?」と
狙ってるのと逆の効果のほうに
まずは働いてしまいますよね。

天才に見える人たちって、
周りの評価なんか気にしてないから
自由で天才に見えるんでしょうね。

結論、
急に自分の評判上げようと思っても
うまくいかないので、
地道にコツコツ、ちょっとずつ、
今より成長していくしかないと思いました。
がんばろう。

あ、でもこの考え方が
広告表現やPRとして使えるかもしれないというのは
また別の話だと思うので、
もし実践できそうだったら
どうぞ応用ください。ぜひ。

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